骨董──さまざまの蜘蛛の巣のかかった日本の奇事珍談



それなりに怖がらせてくれるオールドスタイルの怪談話
図書館の新着蔵書を見ていて本書が目に留まりました。「久しぶりにハーンも良いかもね」くらいの感覚で借…

本が好き! 1級
書評数:4943 件
得票数:95836 票
幻想文学、SF、ミステリ、アート系などの怪しいモノ大好きです。ご紹介レビューが基本ですが、私のレビューで読んでみようかなと思って頂けたらうれしいです。世界中にはまだ読んでいない沢山の良い本がある!



それなりに怖がらせてくれるオールドスタイルの怪談話
図書館の新着蔵書を見ていて本書が目に留まりました。「久しぶりにハーンも良いかもね」くらいの感覚で借…



大谷クンが登場してまたシーンが変わったよね
時はまさにMLBディヴィジョン・シリーズが始まろうとしているところ。 私、さほど野球に興味があ…




この世界にはサイロは一つだけではなかった!
物語の舞台となるサイロは、それだけで一つの街のようで、各階で分業的に様々な仕事を分担して人々の生活…




外に出たら死ぬぞ! ……それは本当なのか?
ひょんなことから、これまでまったく読んでいなかったヒュー・ハウイーの事を知り、これは読まなければと…




そこではいつも雨が降っていた
『エイリアン』、『ブレード・ランナー』などの映画を監督したリドリー・スコットに関する本です。 …



大学に『死体埋め部』という部活動があった……というカッ飛んだ設定の連作短編集
大学一年生の祝部(はふりべ)は、正当防衛的に人を殺してしまいます。しまった! これで俺の人生も終わ…



エラリー・クイーンのゴーストライターが書いた、ハードボイルド+本格ミステリ
ハードボイルド・ミステリと言えば、タフガイの探偵が主人公で、結構暴力的に関係者の頭をどやしまくった…



忘れていたものを提示されるところに妙味がある
昭和30年代後半から40年代前半頃の、普通の家にあったさまざまな物を取り上げた本です。著者のことを…




小さなもの、弱いもの、はかないものに対する目線
リリカはおばあちゃんと二人暮らしでした。母親は自分の長い髪で首を絞めて自殺したとか。 リリカに…



在日外国人の目を通して見た日本、日本人、そして自分
表題作の『トラジェクトリー』はこんなお話です。 ブランドンは大学を卒業しようとしていました。就…


結局のところ、この長い物語は……
下巻まで読み切りました。ふ~む……。結局のところ、この物語は、主人公であるアーラとエリク・ポーンの…


多種族が入り乱れる争奪戦?
『旋界(レルム)』と呼ばれる惑星には原始的な信仰を頑なに守り続ける人々が住んでいました。人々の居住…


う~ん……もう一つのめりこめなかったのだ
遙かな未来、人類は宇宙への進出を遂げ、寿命も数百年と飛躍的に伸びていました。 人類は『聖大空間…




帯の『世界が鮮やかに覆る』という文句にはなるほど! と唸ってしまった
本書を読み始めて、「ん? これは?」とまず違和感を感じてしまいました。最初に登場する話は帆船の冒険…



なるほど、そんな工夫が……
ブックデザイナーとしての仕事もされているクラフト・エヴィング商會のお二人の、対談形式による、本の装…



クラシカルな洋の東西の『怪談』
編者の三津田信三は、本書巻末に収録されている『霧屍疸(きりしたん)村の悪魔』というエッセイ+怪異譚…



追い詰められた人類の反撃ものかな? と思ったら、おっと! このSFネタも組み込んできましたか!
人類は銀河系進出に成功するのですが、既に宇宙にはマジョダと呼ばれる知的生命体連合が存在しており、人…



さあて、ビブリオ・ミステリ短編集なのですが……
本好きならかなりそそる、本にまつわるミステリ、つまりビブリオ・ミステリだけを集めた短編集であります…




北氷洋を行く捕鯨船内で起きる殺人事件と航海に仕組まれた欺瞞
物語の舞台となるのは北氷洋で操業する捕鯨船です。全体を通じて主人公的な立場に立つのは今回の航海から…




相変わらずストーリーテリングが上手いなぁと感じた短編集
『オーシャン・クロニクル』シリーズ、『上海三部作』など、力作を連打している上田早夕里さんの短編集で…