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allblue300 さん

本が好き! 1級
書評数:1820 件
得票数:18428 票

本は飲みもの。一日一冊飲む本読みです。朝は珈琲を飲み、昼は本を飲み、夜は芋焼酎を飲む。積ん読山が高くなる一方で悩ましい... 晴耕雨読の暮らしを夢見る四十代。よろしくお願いします。

書評 (1820)

タクシードライバーぐるぐる日記――朝7時から都内を周回中、営収5万円まで帰庫できません

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タクシードライバーぐるぐる日記――朝7時から都内を周回中、営収5万円まで帰庫できません

タクシードライバーの生々しい実態を教えてくれる一冊。業界の仕組みを知ることができて面白い。シリーズ化されており今はウーバーイーツを読んでいます。どの職業も版を重ねています。皆さん、興味があるのですね。

老若男女、様々なお客を運ぶお仕事がタクシードライバー。中にはご遠慮したいお客もいるでしょう。しかしな…

投票(17コメント(0)2023-01-22

アカペラ

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アカペラ

妻に「おもしろいよ」と進められた本です。表題作「アカペラ」ともう二つ。三つの短編小説が収められています。それぞれ訳ありいわく付きですが、いやはや「アカペラ」(特に前半)のぶっ飛びっぷりに腰を抜かした。

「アカペラ」はおじいちゃんが大好きな中学三年生の女子、タマコが主人公。正直、この物語のインパクトがあ…

投票(19コメント(0)2022-12-25

ぶっちゃけ相続――日本一の相続専門YouTuber税理士がお金のソン・トクをとことん教えます!

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ぶっちゃけ相続――日本一の相続専門YouTuber税理士がお金のソン・トクをとことん教えます!

早過ぎるに越したことはない。これは言い過ぎかもしれませんが、早いに越したことはない。相続にまつわることは、早めの家族会議が肝要であると思い知らされました。"転ばぬ先の杖"を考えさせてくれる一冊でした。

著者は相続専門の税理士法人代表を務めるかたわらで、円満相続ちゃんねるというチャンネルを運営するYou…

投票(13コメント(3)2022-12-18

柔らかな頬〈下〉

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柔らかな頬〈下〉

妻に教えてもらった小説の下巻。随分と昔に読んで、当時は衝撃を受けたと言っていたものです。衝撃とまではいきませんでしたが、なかなか読ませてくれました。しかしながら、スッキリはしませんでした。どうしよう。

上巻でも紹介した、妻の要約は以下のようなものでした。 姉妹の姉が誘拐されて、おそらく殺されてし…

投票(15コメント(0)2022-12-10

柔らかな頬〈上〉

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柔らかな頬〈上〉

はじめての桐野夏生かもしれません。妻に教えてもらった小説です。随分と昔に読んで、当時は衝撃を受けたと言っていました。ここ最近、小説から離れていたのでそれならばと読んでみました。妻の要約はこんなでした。

姉妹の姉が誘拐されて、おそらく殺されてしまっている。母親はいなくなった姉のことばかり考えているので妹…

投票(16コメント(0)2022-12-04

パンダ通

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パンダ通

パンダ好きです。会社のデスクにはあらゆるところにパンダが潜んでいます。尻にも敷いています(座布団)。そんな私がこの本をスルーできるわけはありません。これまで知らなかったパンダのことを教えてくれました。

"元祖パンダ博士の黒柳徹子と、世界で初めて野生のパンダ撮影に成功した岩合光昭。日本を代表する二大パン…

投票(14コメント(0)2022-11-27

会社も役所も銀行もまともに教えてくれない 定年後ずっと困らないお金の話

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会社も役所も銀行もまともに教えてくれない 定年後ずっと困らないお金の話

将来待ち受けるお金の問題は早く対応するに越したことはありません。いやぁ、まだまだ先の話でしょう?という年齢はとうに過ぎたので、諸々と手を打ち始めています。知らないことに対処はできない。勉強が必要です。

本書のタイトルにある通り、黙って座っていても誰も助けてくれません。情報は自分から取りにいかなければ。…

投票(12コメント(0)2022-11-20

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

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「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

人のふんどしで相撲をとるような本に見えるかもしれません。いやいや、これはなかなか大変な作業ではないかと思います。代わりにこれをやってくれたことに深い感謝を述べたい。文章術のエッセンスが詰まった本です。

土井英司さんのビジネスブックマラソンで拾った一冊。とは言っても、紹介されていたのは勉強法について。『…

投票(12コメント(0)2022-11-13

古田織部(おりべ)~戦国数奇大名の生涯~ (光文社文庫)【Kindle】

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古田織部(おりべ)~戦国数奇大名の生涯~ (光文社文庫)【Kindle】

山田芳裕『へうげもの』が大好きです。トイレに置いてあるものだからつい長トイレになってしまいます(笑)違う角度からこのひょうげものを見るのも一考かとこちらの歴史小説に手をつけてみました。なかなか面白い。

『へうげもの』は歴史漫画で本書は歴史小説なので、史実に則っているのは本書になるわけです。『へうげもの…

投票(17コメント(0)2022-11-06

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本

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「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本

ある日、妻から繊細さんの話が出ました。HSPという言葉も定着してきているみたいだね、と。私自身も思い当たるふしがあるので頭の片隅に残っていましたが、そのような時はだいたい本の方から姿を現してくれます。

著者は自身も繊細さんであり、これまで600名以上の繊細な人をカウンセリングしてきた人物。 "私…

投票(12コメント(0)2022-10-30

できるリーダーは、「これ」しかやらない[聞き方・話し方編] メンバーが自ら動き出す「30の質問」【Kindle】

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できるリーダーは、「これ」しかやらない[聞き方・話し方編] メンバーが自ら動き出す「30の質問」【Kindle】

土井英司さんのビジネスブックマラソンで紹介されていた一冊です。同じタイトルの前著で、最もニーズが高かったという「上司と部下との対話」に焦点を絞り込んで、数多くの会話事例を取り上げながら解説しています。

私もいまや一つの部署を率いる身。部員とのコミュニケーションは決して簡単ではなく気を使う場面もあります…

投票(6コメント(0)2022-10-23

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

イギリスでともに暮らす息子の中学校生活、その日常を書き綴った一冊。いろんなことにぶち当たりながら真っ正面から受け止める息子と同じく息子の反応を受け止める著者から考えさせられることはたくさんありました。

著者のブレイディみかこと言えば、五年ほど前に読んだ次の二冊が印象的でした。 『ヨーロッパ・コー…

投票(19コメント(0)2022-10-16

たなぴろ弁護士の恋する世界遺産

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たなぴろ弁護士の恋する世界遺産

たなぴろこと田中裕司(ゆうじではなくひろし、だからたなぴろ)弁護士が、自身の経験をもとに楽しくかつ安全に海外旅行するコツを指南してくれます。ページをめくる度にむずむずしてしまう。あぁ、海外旅行したい!

プロローグにもスマホの登場によって旅をしやくくなったと書かれていますが、デジタルツールの進化がぐっと…

投票(11コメント(0)2022-10-11

ヴェトナム新時代―「豊かさ」への模索

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ヴェトナム新時代―「豊かさ」への模索

著者がベトナムと付き合いはじめて本書刊行の2008年で40年。1994年刊行の『ヴェトナム「豊かさ」への夜明け』の続編として前著以降の現況と今後を記した一冊です。さて、本書から14年経った今はいかに?

この夏からようやく海外出張へ出向けるようになりました。中国はまだガードがかたいものの、タイ・ベトナム…

投票(11コメント(0)2022-10-02

おいしいごはんが食べられますように

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おいしいごはんが食べられますように

やっぱりもやっとなったか。。。あまり読みません、芥川賞や直木賞の作品は。私にとってスッキリしない読後感を残す作品が多いのです。今回は気になったので読んでみましたが、やっぱりもやっと感が残ってしまった。

食べることは好きなので、タイトルに引かれてしまいました。 主人公は、食べるという行為に一切の関…

投票(26コメント(5)2022-09-25

ある広告人の告白[新版]

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ある広告人の告白[新版]

広告を生業とする人にとっては鉄板ともいえるバイブル本。広告業界に身を置く立場であれば実践的な学びを得ることができます。一方、社会人として気付きを与えてくれる箇所も数多くあり、読み応え十分の一冊でした。

"バントをするな。場外ホームランを狙え。" 似たようなことを五条悟が伏黒恵に諭していました。五…

投票(11コメント(0)2022-09-18

夜と女と毛沢東

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夜と女と毛沢東

"読者も共有するであろう素朴な疑問、かつて高名な評論家たちが自明ないしは愚問として封じていた問いを、直接この思想家に発してみた"と辺見庸。別の対談でも感じましたが、吉本隆明の受け止め方が軽妙でお見事。

毛沢東、夜、女、身体と言葉というテーマで対談が繰り広げられます。辺見庸の無茶振りに対して吉本隆明が懐…

投票(13コメント(0)2022-09-11

女ひとり家四軒持つ中毒記

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女ひとり家四軒持つ中毒記

"人間とは不動産にも中毒する動物である。"冒頭からものすごい文句で始まる。いやいや、あなただけでしょと言いたい。本書は、そんな著者が満足のできる家屋に辿り着くまでの二十年あまりの奮闘記あらため中毒記。

自身の不満足な住環境と散歩がてらに眺める素敵な住宅。その落差が立派な持ち家に憧れる原因になったのだろ…

投票(11コメント(0)2022-09-04

過剰な二人

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過剰な二人

林真理子と見城徹。作家と編集者。肉体関係のない恋人同士のような二人。十六年間もの絶縁期間を経たのちの関係修復。この二人だからこそできる言葉の応酬は、まるでバケモノの宴に紛れ込んだかのような感覚に陥る。

見城徹と藤田晋の共著『憂鬱でなければ、仕事じゃない』を思い起こさせる。林真理子と見城徹が交互に言葉を…

投票(15コメント(0)2022-08-28
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