銀の匙 (角川文庫)


夏目漱石の好む作品です。 #カドフェス
中勘助は、東大在学中に講義を受けた夏目漱石を頼って この作品の閲読をお願いしました。 漱石が気に…

本が好き! 免許皆伝
書評数:1473 件
得票数:36731 票
ふとしたことで始めた書評書き。読んだ感覚が違うことを知るのは、とても大事だと思うようになりました。本が好き! の場と、参加している皆さんのおかげです。
星の数は自分のお気に入り度で、趣味や主観に基づいています。たとえ自分の趣味に合わなくても、作品の特徴を書評で分かるようにしようと務めています。星が低くても作品がつまらないという意味ではありません。
自己紹介ページの二番目のアドレスは「飲んでみた」の書評です。
三番目のアドレスは「お絵描き書評の部屋」で、皆さんの「描いてみた」が読めます。
四番目のアドレスは「作ってみた」の書評です。
よかったらのぞいてみて下さい。


夏目漱石の好む作品です。 #カドフェス
中勘助は、東大在学中に講義を受けた夏目漱石を頼って この作品の閲読をお願いしました。 漱石が気に…




最近の翻訳モノってすごいのな! #やまねこ新刊 #東京創元社
読書をはじめたのは、多くの人と同じく小学校からなのですが、 中学・高校の頃に読んだ海外文学は俗にいう…





等身大で生きるオンナノコのための本。
山内マリコさんの良さであふれています。 ショートストーリー、エッセー、スケッチと分類したたくさんの…




現代に甦る土着の魂。
「f植物園の巣穴」 の続編です。 梨木香歩さんの作品は読み順が大事な場合が多く、 この作品もで…




この本、映画になったみたいです。
この作品については知らなかったことばかりです。 映画のタイトルは「僕と妻の1778の物語」だそうで…




庶民の憧れのお店紹介+食べものエッセー+短篇二本。
「和菓子のアン」 がヒットして、和菓子関係の原稿の依頼が増えたそうです。 そのうちの一つ、銀…




あやかしたちの世界との交流から生まれた和式幻想譚。
梨木香歩さんの作品世界の王道を行く一冊です。 何冊か読んでいる人にとっては、どまんなかストレートで…




読み比べ:賢治の雰囲気を重視した編さん。
初めての試みですが、銀河鉄道の夜を二種類の編さんで読んでみました。 同時に読んだのは、 カドカワ版…




読み比べ:賢治の価値観を重視した編さん。 #カドフェス
同時に 青い鳥文庫版「銀河鉄道の夜」 を読みました。 目次です。 おきなぐさ 双子の星 貝の…





必読本。こころの病はすべての人に起こりえるのです。
絲山秋子さんが好きで、著作を読んだ入り講演会に出かけたりしていますが、 こころの病気について詳しく…





理不尽な傷を癒す方法はあるのか。
原田ひ香さんの作品は三冊目の読了です。 前二冊は読みやすさの中に本格的なこころの葛藤がしのんでいて…




兼業主婦のPTA小説。ほぼ実話の気がしてしょうがない。
加納朋子さんの作風といえば、細やかで優しすぎるくらいのいい人が 出てくるイメージがありますが、この…





むしろイギリスのスタンダードなおとぎ話。
訳者あとがきによると、日本で読まれてきたイギリスのおとぎ話は ジェイコブス版とのことです。 しかし地…





人情エンタメ小説。埋もれていて驚き。
最近の小説には、ぱっと読んで楽しかったーと終わる系統があるじゃないですか。 ラノベ要素を取り入れたり…



雰囲気重視の軽快なちょっとイイ話。
「珈琲店タレーランの事件簿」 の作者さんの新シリーズという ふれこみだったので久しぶりに手に取り…



ジビエ料理人とハンターの物語。
タイトルから、こんな話とは想像できませんでした。 著者の名前で手に取った一冊です。 目次を読むと…




ちょっと都合がよすぎるけど気に入った。
山崎ナオコーラさんは何回か芥川賞候補となっていて注目されていましたが ちょっと時期をすぎて中堅入り…



国文科のレポートを物語にした感じです。
シリーズ一作目の 「中野のお父さん」 の続編です。 しっかり記憶にありますが、書評を書くにあたって…



絵画小説ではなく、フェルメール君の活躍を楽しむ作品です。
先行書評に誘われて手にしました。 題名的に絵画小説を期待していましたので自分的にはちょっと違う感が…



エロティシズムを感じる一冊。
大人の作品と評するとずいぶん上から目線になり気が引けますが、 なまめかしくて、どことなく隠微な雰囲…