フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人




いつまでオーガニック系フードを食べ続けられるのか。高齢者の食に言及しただけでも素晴らしい!!
日本社会を「食」という観点でマッピングしようと試みたのが本書。 縦軸には健康志向-ジャンク志向…

本が好き! 免許皆伝
書評数:2353 件
得票数:40212 票
片道45分の通勤電車を利用して読書している
アラフィフ世代の3児の父。
★基準
★★★★★:新刊(定価)で買ってでも満足できる本
★★★★:新古書価格・kindleで買ったり、図書館で予約待ちしてでも満足できる本
★★★:100均価格で買ったり図書館で何気なくあって借りるなら満足できる本
★★:どうしても本がないときの時間つぶし程度ならいいのでは?
★:う~ん
★なし:雑誌などの一言書評
※仕事関係の本はすべて★★★で統一します。
プロフィールの画像はうちの末っ子の似顔絵を田中かえが描いたものです。
2024年3月20日更新




いつまでオーガニック系フードを食べ続けられるのか。高齢者の食に言及しただけでも素晴らしい!!
日本社会を「食」という観点でマッピングしようと試みたのが本書。 縦軸には健康志向-ジャンク志向…




カクレキリシタンをキリスト教徒と言えるのか。現地で四半世紀研究を続けているがゆえに見えてくる真実。
「キリシタンは仏教を隠れ蓑として、江戸幕府の厳しい弾圧に耐え、幕末にカトリックの宣教師が再渡来する…




使っても使ってもすり減らない「まな板」には要注意!
「オニじゃないよおにぎりだよ」などで本が好き!でもセンセーションを巻き押し続けているシゲタサヤカさん…




これを読んだら階段をついつい見上げてしまう。痴漢と思われないように十分ご注意ください。
久しぶりに表紙に惚れました。 半月の赤い螺旋階段。この階段はUSEN大阪ビル旧館です。なんて刺…




江戸の治外法権「藩邸」遺構にみる加賀藩の見栄と江戸での暮らし
残念ながらわたくし東京大学出身ではありません(苦笑)。ですが,東京大学といえば「赤門」というぐらいは…


ケータイ小説的お遍路記。ひたすら歩いた31日間。宗教的要素よりも自分探しの旅をあなたも一緒に体験。
22歳女性。高校卒業後、山形を出て上京。4年を東京で過ごすも仕事も辞めてシェアハウス暮らし。 …




路地出身者による路地の考察。差別はなくならないから,差別しないように努力し続けるという著者の考えはもっともなんだけれど,一般化しにくいんだなぁ。
著者は路地(同和地区・被差別部落を著者は「路地」と呼んでいます)の出身者。部落解放同盟で活動していた…
![ビッグコミック オリジナル 2014年 2/20号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51pj0I3dsmL._SL160_.jpg)
「あぶさん」41年の歴史に幕。衝撃の事実が明かされる。
1973年からビッグコミックオリジナルで連載されてきた「あぶさん」が幕を本号で閉じました。 高…





おそらく日本初の土偶ビジュアル&解説ガイドブック。土偶を一括りで解釈するのには無理なのだ。
2009年~10年にかけて,東京国立博物館で「国宝 土偶展」がありました。私も実施に見て非常に刺激を…




「池上無双」と呼ばれた2012年衆議院総選挙・選挙特番を池上彰自身が振り返る。絶妙なバランス感覚に舌を巻きます。
お堅いNHKは別にしても、情報バラエティ化した民放の横並びの選挙特番に風穴を開けたのが「池上彰」。テ…




私たちは東日本大震災の絶望よりも魔法少女たちの絶望を欲していたことを思い出した。[前編] 始まりの物語・[後編] 永遠の物語』を見終えてニコ動で著者が語った魔法少女。[新編]予想も今見返すと面白い。
2011年3月11日東日本大震災が発生。同日から完全に震災モードのテレビ編成になり、放映中止になった…




佐野眞一が書けなかった「出自」としての橋下徹を路地(同和地区)出身者の著者が追っていったノンフィクション。出自よりも成長過程の方が大きかったのではないのか?
2011年10月、大阪府知事選・市長選のダブル選挙を前に発売された「新潮45橋下徹特集」のうち、彼の…





終戦2日前に日本に不時着した双発式偵察機。搭乗員・関係者の謎の死。偵察機は何を運んだのか。40年の時を経て亡き伯父と甥がつながる。ズッコケ三人組の作り込みの深さに驚嘆する。祐太郎の書評の原点。
昭和20年8月13日・平壌飛行場。軍の命令下,呑村大尉と杉野少尉はアタッシュケースを手に持つ白衣の男…





「いくら」の粒つぶとは一体ナニ?質量保存の法則もなにもあったもんじゃねえ。シュールさではここ最近の絵本の追随を許さない1冊
時代は江戸時代。とある城下町に「なんでもや」というお店が開店しました。お店は赤いツブツブでできていま…





人はパンだけで生きるべきでもない。生きることはバラで飾らなければならない。ところで、「バラ」って何だ?消費社会を生きる私たちの暇と退屈とはいったい何か。間違いなく名著となる1冊。
私たち人類は豊かになれば日々の労働から解放され、その分を好きなことができると思ってきました。しかし、…



不比等誰の子?ミカドの子!?
藤原氏の正体というだけあって,大化の改新から西園寺公望・近衛文麿までざっと追っています。 藤原…




5歳の娘が,「ケンカがこわい」と二度読みを拒絶しました。1年の差なのかはたまた個性の違いなのか。
「ゆうぱぱさんの書評」 を拝見し感銘を受け、図書館で即借りし、5歳の娘に読み聞かせしました。 …




どんな食材にもシチュエーションにも黙って料理する「お鍋」って偉い!
私はトマトが大嫌いでした。 中学3年生までトマトが大っきらいであり、トマトと一緒に作ったサラダを親…



中村うさぎ&三浦しをんという変態女子同士が綴る女子の生き方。これを読んだら、男子も漂流してしまう!(はにぃさんへの返書評)
私は男子校出身です(ただし高校のみ)。 多感な3年間、数学教師のポケットからコンドームを見つけ…




バクよ、俺の初夢を食べてくれ!澁澤龍彦遺作と山口晃挿絵の最強コラボ。18禁挿絵の全貌が明らかになる。
今年の初夢は、実際にトラぶっているケースから全情報を公開するように請求されるという内容。正直、1年間…