陸王





小さな会社だからこそ、社長と従業員の絆がモノをいう。 本来社長とは、こうあるべきだと思う。
地方の零細企業「こはぜ屋」は足袋、地下足袋を製造している。 近年、売り上げが伸び悩んでいるため …

本が好き! 1級
書評数:688 件
得票数:6915 票
乱読です。
一番好きなのはノンフィクションですが、
最近はミステリーがほとんどです。
はずれのないよう評価の高い本を探してます。





小さな会社だからこそ、社長と従業員の絆がモノをいう。 本来社長とは、こうあるべきだと思う。
地方の零細企業「こはぜ屋」は足袋、地下足袋を製造している。 近年、売り上げが伸び悩んでいるため …





笑いあり、涙ありの人生相談。 何度読んでも面白い。
週刊文春で掲載された人生相談をまとめた第4弾。 真面目な質問から、あきれた悩みまで幅広い。 …



タイトルと著者から想像するに、野球小説かと思いきや、 とんでもない作品でした。
愛媛県伊予市で生まれた越智エリカの周りの人物、 母親ミチコ、娘、息子の生きざまが描かれる。 …





三浦友和があとがきを書いている。 「眠気を感じると本を閉じるのだが、 この本に関しては閉じることができなかった」 同感でした。
歯科医の正樹、妻雅子、子供は二人、姉の由依、弟の翔太の4人家族。 姉は家を出て一人暮らし、 …





これぞサスペンス、中断するのが難しい。
山岸陽一、裕美子、中学生の息子真佐也の3人家族は、 昔はセレブが住んでいたというニュータウンに越し…





600ページになる作品、読み切れるかどうか心配でしたが、 なんのなんの、中盤からは一気読みの面白さでした。
ミステリー作家の三馬太郎、独身。 両親は離婚しており、父親 勝夫とは疎遠だった。 亡くなった父親…




生徒ファーストの野球、 ノーサインの野球にたどり着いた監督、 監督と生徒の成長物語です、小説ではありませんが・・・。
女子高から共学になったばかりの高校に、野球部ができた。 キャッチボールさえしたことがなかった生徒も…





言葉の駆け引き、思わず「うまい!」と、手を打ちたくなります。
就活をする大学生、千野願(ねがり)は面接日に寝坊をした。 飛び乗ったタクシーのラジオから流れてきた…



他人の名前を語った人生を、最後まで貫き通せるか?
主人公、立井は自殺直前に声をかけられた。 いらない命なら僕にくれないかと。 ここから僕は、他人の…





きっと、これに似たであろう出来事があったでしょう。、 そういう時代だったからでは済まされない苦労が描かれています。
美佐は15歳で両親を亡くし、母親の妹の弥生に引き取られ、 そこから高校に通った3年間生活をした。 …


密室で起きる出来事、 先が気になってしょうがない、とまではいきませんでした。
余命宣告された数名が山間の別荘に招待された。 交流会という事で、元刑事で探偵の主人公七隈と、助手の…





どんなことを書いてもネタバレに・・・。 「最後、こう来たか」 期待どうりの面白さでした。
市民病院で働く救急医の武田が主人公。 中学の同級生だった城崎と同じ病院に勤務する。 城崎は昔から…




鳩、珪藻土、イルカやクジラ、気象、深くではないけれど、 知らなかったことを知ることができる短編集。
「アルノーと檸檬」 俳優を目指す男性が主人公。 会社が管理するマンションの清掃などを、アルバ…





何度も何度も涙腺が・・・。覚悟してお読みください。
鎌倉の快速電車が脱線し多数の死者がでた。 残された人たちの人生を描いています。 第一話「…





終活の意味は人それぞれですが、 することによって元気になっていくならアリですよね。 人生にケリをつける、これが伝染していく様が面白い。
横浜で暮らす原夫婦は年金暮らし、 子供たちは独立し、二人で生活している。 勘の鋭い妻の礼子は…





しょっぱなから面白く、 脳裏には、すっとぼけたような著者の顔が浮かびます。
「すず子のこと」 ベランダにすずめが来るようになった。 まだ若そうな雀に餌をやるようになった…





本屋大賞一位の作品は読んでいないのですが、 この作品が一位でもよかったのでは? と言ったら、一位の作品に失礼でしょうか。
甲子園を目指す母子の頑張りが涙腺を・・・。 中学から高校にかけて、果てはプロ野球選手を目指す航…




ここに何と書いたらいいのだろう。 例えば、平らな土地が人間だとすると、そこにに縦穴を掘り、 突き当ったら横に掘り進めていく、 といった表現が、自分の中でしっくりきそう。
施設で育った僕は、今は刑務官として働いている。 担当する若い未決囚、控訴しなければ死刑が確定す…





尖ったところが一つもない、穏やかな作品。
まず、主人公を紹介しよう。 名前は雄町哲郎、年齢は30代後半。 周りから「マチ先生」と呼ばれ…




63年前に書かれた作品なのにとても斬新。 91刷、すごっ!
昆虫に興味のある教師が、 砂地の虫を求めて砂丘地帯に踏み込んだ。 なかなか見つからず日が暮れ…