物語と反物語の風景: 文学と女性の想像力





上野千鶴子氏の「おんなの思想」で紹介されていた本です。 著者による「文学と女性の想像力」論です。
上野千鶴子氏の血肉となった本の中の一冊です。 これまで全く目にしたことのない方です。 本書の内容…

本が好き! 1級
書評数:869 件
得票数:6104 票
全体主義って過去の遺産だと思っていたら、とんでもない間違いだと気付き始めている今日この頃です。怖い怖い。それと、この国の人権の歴史を調べてみたいです。





上野千鶴子氏の「おんなの思想」で紹介されていた本です。 著者による「文学と女性の想像力」論です。
上野千鶴子氏の血肉となった本の中の一冊です。 これまで全く目にしたことのない方です。 本書の内容…

小川公代氏の著書も本書で3猿目です。 本書は、ケアの倫理の視点で文学を読み解くというコンセプトで「群像」に連載した論文をまとめた一冊です。
岡野八代氏の「ケアの倫理」を読んだ時には、「ケアの倫理」とのファースト・コンタクトということです、読…





本書で取り上げられている方々の名前は、目にしたことはありますが、これまで殆ど読んだことがなかったです。 上野氏の解説を読んでいると、読んでみたいと暗示にかけられた状態になってしまう。
本書で取り上げられている方々は、実に錚々たるメンバーだと思います。 そして、この方たちの著作が、本…





参考文献として取り上げられていたので、手にしてみました。 新自由主義という言葉のイメージが、薄ぼんやりと掴めた気がします。
これまで政治に関する本を手にしてこなかったというのが大きな要因だと思いますが、自分の理解力と語彙力の…





女性が、これまでも今も、沈黙を強いられていることが、わが国だけの問題じゃないってことがわかる本です。
この1ヶ月の間に読んだ本の中で、本書が取り上げられていて、それで興味を持ち、手にしてみました。 1…





菅野完氏のYoutubeで紹介された本です。 盧溝橋事件発生から翌年の1月から始まる日中戦争開戦までの経緯が、記載されています。
盧溝橋事件から翌年の1月までの日中間の経緯が、主要人物の日記、当時の書類に基づいて、詳細に記されてい…





小川公代さんの2冊目に手にした本です。 本書は、著者が「小説トリッパー」に2021年冬季号から翌年の冬季号に連載されたものを書籍化したものとのことです。 今回もいろいろな出会いがありました。
当然のことではありますが、著者の読書量には、改めて敬服します。 また、これまで出会うことのなかった…

お隣の国なのに、これまで従軍慰安婦と徴用工関連の本しか手にしたことがなかった。
お隣の国、韓国がどういう経緯で、わが国に統合されるようになったのか、これまでほとんどと言っていいくら…





本書の存在は、岡野八代さんの著書の中で取り上げられていたので知りました。 やっと読み終え、「もうひとつ声」とは、これまで語られてきた男性の声ではなく、「女性の声」だということです。
本書を初めて手にしてから、半年以上の空白があり、前回アップした小川公代さんの著書でも取り上げられてい…





藤子不二雄氏の「怪物くん」の影響だなきっと、「フランケンシュタイン」って、創造主の科学者だったとは、知らなかった。
「フランケンシュタイン」の映画で思い出すのは、誕生場面です。 その場面は、強烈に覚えているけれど、…





読み終えるまでに時間がかかりました。 知らないことばかりなので、調べながら読んだので、時間がかかりましたが、図表の支援もあって、理解できました。
とにかく、出てくる地名、民族名、語族等々が、ほとんど初めて見る単語なので、それを調べるだけで、かなり…





菅野完氏が紹介されていた一冊です。 本書のタイトルも刺激ですが、装丁も私にとっては、かなり刺激的でした。
本書の著者は、起業家でブロガーでWebサイト『DesignMom.com』を創設されています。 本…





地元の図書館で偶然見つけた本です。ついタイトルに惹かれました。 読み終えて、驚かされる内容満載でした。 いかに女性が、これまでも、そして今も大変かということがわかったつもりです。
なんとこの世に誕生(受精から出産)するまでに、当の女性も気づかないけれど、いろいろな難関があることを…





本書は2017年にNHKスペシャルで放送された内容に未放送情報を加え完全書籍化した本とのことです。
本書の存在を知ったのは、ネット情報でした。 その情報に接するまで、本書の存在および「沖縄と核」につ…

本書を手にした契機は、著者である今井むつみ氏の他の著書を手にし、これまでどのような本を書いてきたのかを確認するためでした。
これまでの自分の「学び」と言えるものは、本書に記載されている通り、自発的なものではなく、学校で教わっ…





忘れていた著者は、かつて興味を持った「アメリカ・インディアン悲史」を書いた人だったことを。
本書は、以前アップした「闇の奥」に関係する本だという好奇心で手にしてみました。 「闇の奥」は、サイ…





タイトルに惹かれて借り受けた一冊です。わが国日本には、デモクラシーは根付いたんだろうかと、ふと疑問に思える一冊でした。 かなり危ういのでは、思った次第です。
デモクラシーとオートクラシー(この言葉は、初見でした。)のこれまでの歴史をかなりわかりやすく書かれて…





以前、生体電気に関する本を読んでいたので、つい興味で手にしました。 登場人物等の項目チェックに手間取りましたが、実に興味深い話ばかりです。 タイトルどおり「電気」でできていることに不承不承納得。
スパイ小説のような検問所の経緯が、後になってわかるという結構読者を楽しませる趣向です。 生物の時間…

本書は、上野千鶴子さんの著書で取り上げられていた著者の作品です。 読み終えて、自分の想像とは違った「女性の戦後」が、少し垣間見た気がします。
著者は、かつて在野の研究グループ「女たちの現在を問う会」で15年戦争下の女性の状況をたどって、「銃後…





本書は、敗戦と占領時において、わが国の男性リーダーがとった発想ー「守るべき女性」と「差し出すべき女性」に二分化して、後者を「性の防波堤」にした事実を負った著書です。
時間は、公平に地球に生きるものの間を通り過ぎてゆく。 しかし、その時にいた場所・性別等によって、ま…