戦争とオカルティズム 現人神天皇と神憑り軍人





本書は、菅野完氏の紹介で知りました。 読み始めて、驚きの連続でした。 改めて、教育の怖さを思い知らされました。
かつて子供の頃に見たTVや少年雑誌等に書かれていた「日本には、イエス・キリストの墓がある」とか、「日…

本が好き! 1級
書評数:869 件
得票数:6109 票
全体主義って過去の遺産だと思っていたら、とんでもない間違いだと気付き始めている今日この頃です。怖い怖い。それと、この国の人権の歴史を調べてみたいです。





本書は、菅野完氏の紹介で知りました。 読み始めて、驚きの連続でした。 改めて、教育の怖さを思い知らされました。
かつて子供の頃に見たTVや少年雑誌等に書かれていた「日本には、イエス・キリストの墓がある」とか、「日…





人権の歴史を知りたくて手にした一冊です。 高校時代の教科書に出てきた人物の名前や事項に出会い、当時は、ただ覚えなければという思いでしたが、偉大な人たちだったんだと痛感しました。
「人権」という考えが登場して、おおよそ200年の歴史で、その前には「人権」の考えの基盤となる考えがあ…





図書館の本棚で偶然見つけた本書ですが、日頃から沈黙の羊たちに興味があったので、読んでみました。 著者はドイツ人ですが、読んでいると、日本の現状とあまり変わらないことに驚きました。
テーマは、副題に書かれている通り、私たちの社会を破壊するエリート民主政治と新自由主義です。 新自由…





読み終えるまでに、時間がかかりました。 本書に登場する人物・著書等々が、これまでに目にした人もいますが、ほとんどが初対面という人ばかりでした。
サイード氏といえば「オリエンタリズム」なのでしょうが、その後に書かれた本書を先に読んでみました。 …





読みかけのサイード氏の「文化と帝国主義」を手にしなければ、決して読むことのなかった一冊だろうと思います。
帝国主義物語群の中の一冊であり、映画「地獄の黙示録」の原案でもあるとのことです。 映画「地獄の黙示…





今回も上野千鶴子探訪記です。 あとがきによると本書は、情報誌に連載していた記事を一冊にまとめたもので、担当編集者から連載中に単行本化しようとのことで出来上がった本当のことです。
本書は、著者が八ヶ岳の南麓に20年前に別荘として購入した「鹿野苑」(著者による自称)での生活を身辺雑…

植民地主義をテーマにしていた本を探して、見つけた本です。 ヘイト・スピーチ、ヘイト・クライムの根源の一つは、植民地主義だったとは、知らないことが多すぎる。
本書の出版は、6年前です。 この6年間、自分は何をしていたんだろうと考えさせられた。 それよりも…





本書は、酒井直樹氏の参考文献の中から手にした一冊です。 「植民地主義」に関心があったからです。
本書は、著者が「植民地主義」を対象化する試みをうちに含んだ論考八編が収められています。 著者にとっ…





本書の存在は、上野千鶴子氏の著書経由で知りました。 特に、同氏が「名著」と評価されていたので、手にしてみました。
本書のまえがきに「本書は、不可視の王国を眺め、越境し、探索するための手引書である」と記載の通り、私に…





酒井直樹氏の著書の中で紹介されていた著者の名前を地元の図書館で検索して見つけた本です。 日本の伝統文化と言われるものが、明治時代に創造されたことは、ある程度は認識してましたが、これほどとは。
まえがきに「本書の発端」についての記載があり、それによると「近代日本のナショナリズムが誕生するうえで…





上野千鶴子著書探訪は、続行中です。 今回は、信田さよ子さんとの対談集です。
本書は、ある団体から図書館から排斥すべき本ということでリストアップされていたとのことです。 何故、…





本書は、酒井直樹氏の著書の中で、帝国主義かつ植民地時代のわが国の状況が描かれているとのことで、手にしてみました。
北原白秋の生涯と詩歌を縦糸に、当時のわが国の状況を横糸にして、戦前・戦時期のわが国の社会状況等が描か…





上野千鶴子ワールド探訪記の続きです。 これまで上野さんの本を読んできたからでしょう、わりとすんなりと頭に入ってはきました。 本書も男性であることを考えさせられる一冊でした。
本書を読み終えて、これまで読んだ上野さんの別の本でも感じたことですが、男としてこれまで生きてきました…





本書も菅野完氏の「朝刊チェック」で紹介された一冊です。 信田さよ子氏の著書としては、3冊目です。
本書のテーマは、「はじめに」に書かれていますが、「傷つくこと」です。 これまでの自分の半生を振り返…





本書も菅野完氏の朝刊チェックで紹介された作品です。 著者の著書とは、かれこれ30年前になると思いますが、久々に手にしてみました。
かれこれ30年程前に「庶民史」に興味を持ち、色々と図書館を渉猟した記憶があります。 その時に、本書…





上野千鶴子氏著書の探訪記継続中です。 本書は、著者のライフワークであるフェミニズムについて、60代までに発表された「時局発言集」です。
著者が20代の時に出会った「フェミニズム」が、40代を迎えたので、論語曰く「不惑」の年だから、このタ…





人生一度は、読んでおくべき本だと思い、まずは第2巻から読み始めました。 著者の本は初めてなので、読み進むのに、かなり時間を要しました。
死ぬまでには読んでおきたい本だと、以前から思っていた本書です。 一念発起して、興味のある第2巻から…

本書は中日新聞に掲載した「南海トラフ80%の内幕」と2020年に掲載した「南海トラフ揺らぐ80%」の二つの連載企画記事を基に大幅に加筆した調査報道です。
本書の存在は、菅野完氏の朝刊チェックで取り上げられたことで知りました。 本書に出会うまでは、ネット…




上野千鶴子氏の著書探訪。 今回は、女性3 人による男流小説家の作品に対する批評です。 まぁ、辛辣な批評が満載です。
本書で俎上に上った作品は、かつて読んだことのある作品や未読の作品でした。 吉行淳之介氏の作品は、学…





上野千鶴子著書探訪中、本書は、著者が興味を持っている下着(性器を覆うものーすなわちパンティ)についてです。 出版は1989年で、著者が30代の時の作品です。
30代の著者が当時興味を持っていた下着に関して、歴史・家族・現代・心理・生理の視点から、著者の研究結…