荷風と戦争: 断腸亭日乗に残された戦時下の東京

荷風のいたあの頃、東京
「もし偉大な文豪とこんなことができたら」という無駄な妄想。 一人目は谷崎潤一郎とグルメ三昧。 二人…

本が好き! 1級
書評数:811 件
得票数:20964 票
ジャンルを問わず、年間200冊を目標に読書をしています。
「たしかあの人が、あんなことを言っていたな…」というような、うっすら記憶に残る書評を書いていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

荷風のいたあの頃、東京
「もし偉大な文豪とこんなことができたら」という無駄な妄想。 一人目は谷崎潤一郎とグルメ三昧。 二人…

いろんな人々の生活の断片を見ながら「今」感じたこと
数十ページ文字を辿って行くと、本書が通常の小説とはちょっと違ったタイプであることに気づく。最初はバラ…

無駄なイライラを減らして、マイルドなわたしになろう!
年を取ると人は丸くなるとか、怒らなくなるとかよく聞くけれど、果たして自分はどうなのだろうか?確かに若…

マリー・アントワネットの脇役たちの人生もなかなかのもの。
著者の「マリー・アントワネットの日記」を読もうと決めていたのですが、こちらが献本にあがっていたので申…

見たい、見たい、と思うと見えないものなのかも知れぬ
見たくないから見えてしまうものなのか?見たいと思うと見えないものなのか? 幽霊が見える、見えないって…

肉に食らいつく強烈な個性を放つ女が登場!!
「マンガ肉と僕」の改題だそうです。そうとは知らず、「朝香式さんの作品は絶対読みたい!」と、鼻息荒く献…

おみやげ大国ですねぇ。高速道路を使ったら、こんなにもたくさんのおみやげに出合えるなんて!
まずは、みなさんは「日本サぱ協会」という協会をご存じでしょうか? なんでも、高速道路のサービスエリ…





つぎのバトンを受け取るのは貴女
一歩一歩、働く女性たちの歴史を辿る話。とても長かったようでもあり、読み終わると短かったようでもある。…

そのニュース、本当に理解している?━━理解するってどういうことだろう。多面的に物事を見ていく面白さを知る。
インフルエンザを罹ってしまった━━なんていう事態が起きると、人は原因を探りたくなる。そういえば、隣の…





一瞬でも笑え合えたり、言葉を交わしたり、笑みにも言葉にもならない何かを交換する旅の喜び
角田光代さんは小説、エッセイ、どちらも好きで漏れなく読んできましたが、とりわけエッセイの中でも「旅」…




読むごとに今村夏子さんに絡めとられていく感覚が........
やぁ―本当に面白いですねぇ、今村夏子さんの小説って! これだと思って飛び乗った電車で一安心して…





でこぼこ道を共に手を携えて歩くこともあれば、一人で歩いた方がうんと楽な時もある
内容は結構シビアでだったけれども、数多くの場所が登場するせいか、読み終わると登場人物とともに旅をして…

未成年が何も持たずに家を飛び出した結果・・・あまりにも惨く、切なく、怖ろしい。
うーーしんどい、しんどい。なんだかずーっと胸苦しい内容。でも「いつかは、きっと」って思っていましたが…




色々ありすぎて、もはやどこをどう切り取ればいいのか分からないほど盛り込まれたすごい小説!
こちら文庫だと上下巻セットのようですが、私は単行本で読みました。2段組み500頁近く、この世界に浸る…





作家の娘は逞しい!!
いやいやいや、、、そうだったんだ!と、まず驚いた。 荒野さんのお父さまが小説家ってことまでは知って…




時間との勝負!シネコンの一日は目まぐるしく動き回る。
映画館の仕事と言えば・・・ チケット売り、チケットのもぎり、売店、清掃、そしてフィルム管理。 自…



このタイトルを見て、とても労われたような気分になるは、全世代共通して感じるものではないでしょうか。
ショートストーリーとエッセイで構成されているので、最初はその切り替えが上手くいかず、なかなか話に没頭…

この店はシニア世代のことを考えているか?本書で知ったことが実践されているか、ミステリーショッパー的気分でお店を覗いてみたくなった。
ここ数年、電車や買い物、どこへ行ってもシニア世代の方が本当に増えたなぁと感じる場面が多くなった。若い…





3姉妹の未来に幸あれ!
なんて可愛らしい問いかけで終わる物語なのでしょう。姉妹たちの突然の質問にしばらくの間、物語の中の出来…




魔法にかかり始めた?第二話
昨夜読み終えて翌日にこのレビューを書いています。 「魔法をもたらすような秘密の書き方」ってなんだろ…