影を呑んだ少女





あのこなら いてもいいかな わたしのなかに。
フランシス・ハーディング、今回もまた、 いやいや、これまでにましてすごすぎる。 設定は思いっ…

本が好き! 免許皆伝
書評数:2240 件
得票数:70747 票
本も食べ物も後味の悪くないものが好きです。気に入ると何度でも同じ本を読みますが、読まず嫌いも多いかも。2020.10.1からサイト献本書評以外は原則★なし(超絶お気に入り本のみ5つ★を表示)で投稿しています。





あのこなら いてもいいかな わたしのなかに。
フランシス・ハーディング、今回もまた、 いやいや、これまでにましてすごすぎる。 設定は思いっ…





波の音と共に海女たちの慟哭がお腹のあたりに響いてくる感じ。またすごいものを読んでしまった。
白地に鮮やかな椿の花をあしらった装丁が印象的なこの本が 韓国済州島出身の詩人による詩集だと知って興…



キミにはあの叫びが聞こえるか!? #カドフェス
ムンクの『叫び』って、知ってる? あれは叫んでるんじゃないよ。耳を塞いでいるの “自然…



24時間戦えますか!?そんなCMあったよねえ。 #新潮文庫の100冊
東山結衣32歳。 社員300名ほどのIT企業の正社員。 入社して10年、どんなに繁忙期でも残業は…




『早稲田文学 2015年冬号』に掲載された冒頭の1章を読んで以来、翻訳刊行を待ち焦がれていたこの長篇小説をついに手にすることができ、訳者には本当に感謝しかない。
1999年、アメリカのカリフォルニアにある牧場の墓地に、ひとりの男が埋葬された。 墓碑には、英語、…




久しぶりに詩集を買った。
久しぶりに詩集を買った。 気になる本があって覗いた出版社のHPで 一目惚れした本だ。 早速…




マヤファンタジーもなかなか面白かったなあ!と本編を読み終えて、訳者あとがきに移ったら、ガツンときた!メチャクチャガツンときた!!いやはやこれはこのシリーズ、もう二度三度と読み直さなくてはいけないなあ。
あの頃、おじいさんたちが話してくれる昔話や小話を聞くのが、ぼくたち子供にとって楽しい時間の過ごし…



熱血過ぎない仕事大好き人間のお仕事小説のテーマはなんと“働き方改革”!? #カドフェス
主人公は成瀬和正46歳。 大手ゼネコン「ヤマジュウ建設」の現場事務所長だ。 手がけているのは東京…





多くのアルバニア人が、アドリア海を越えてイタリアへ渡ったその時期に、かの地に留まり続けた作家のデビュー作は、静かに、でも圧倒的な存在感をもって、私の頭の中にも居座り続ける。おそらく、この先もずっと。
ある者は希望を胸に またある者は絶望を陸に置き去りにしようとして 身一つで船に乗り込んで新天地に…




小学生を主人公に本に関係のある4つの物語を収めたアンソロジー。それぞれの物語が面白いだけでなく、この物語に惹かれたあなたは、あの本も読んでみたら?とごくごく自然にあの本、この本の魅力を紹介してくれる。
小学生を主人公に、本に関係のある4つの物語を収めたアンソロジー。 4人の作家が手がける物語はいずれ…



普段はあまり手をのばさないようなジャンルに、面白い作品を見いだせるのも #カドフェス の魅力!
今年もまたカドフェスの季節がやってきて これまたすっかり恒例となった祐太郎さん主催の掲示板企画 …




世界は欺瞞に満ちていて、人もドラゴンもそれぞれの思惑で行動する。キミはドラゴンスレイヤー、自分の存在理由がわかっている者など滅多にいないのだから、目的がこの上なくはっきりしていることに感謝するがいい。
ジェニファー・ストレンジは15歳。 ただの15歳ではない。 カザム魔法マネジメントの社長代理だ。…





久しぶりにど真ん中!ハートを射貫くファンタジーに出逢ったのでとにかく薦めまくります!!ファンタジー好き、アイルランド好きはもちろん、ロウジンスキーにも!乾石智子さんがお好きな方にもいいと思うな!!
11歳の少年フィオンは、 ダブリンで母と姉のタラと三人で暮らしていたが その夏、はじめてアランモ…



起死回生を図る彼女たちの今後に、幸多かれと願わずにはいられない。
日野原翔子39歳。 アラフォー女性をターゲットにした雑誌「クワランタ」を中心に 記事を書いている…





重力も摩擦力も存在しない条件下で転がした球は永遠に転がり続けるのだという。私たちはラッキーだ。進んでも止まれるし、止まってもまた進み出せるのだから。でも、それって本当に?
近年次々に翻訳刊行されている韓国現代文学。 これまで手にした本がどれもとても面白かったので、 新…




ゆっくりと読み進めている須賀敦子全集もようやく6冊目。今回はちょっとてこずりましたが、それでもやはり読んで良かった。
ゆっくりと読み進めている須賀敦子全集もようやく6冊目。 「イタリア文学論」というくくりで、ギンズブ…




お金は全くないけれど、正真正銘のお嬢様にとって、どこに住むかは大問題!?
レディ・ジョージアナ・ラクノ公爵令嬢(ジョージー)は、 ヴィクトリア女王のひ孫にあたり、 英国王…




「あの本」が好きな人も、「あの本」を読んだことがない人も、そして、正直「あの本」はイマイチだと思っている人でさえも楽しめるってすごいことではないかしら。
発売が決まる前から大きな話題を呼び、アメリカで初版20万部、世界30カ国で翻訳が決定しているという、…




勝手にホームズ祭第2弾。
先日読んだ 〈ホームズ〉から〈シャーロック〉へ――偶像を作り出した人々の物語 が、とても面白かったの…




先頃アップしたレビューへのリンクを貼るための投稿です。※珍しい現象(=不具合)を解消するための措置ですので、新規投票いただくにはおよびません。
時は2020年4月、 新型コロナウイルスを押さえ込むべく、外出自粛が求められる中、 本が好き!サ…