山頭火が山口市小郡に庵を構えた時の日記です。

　この「其中日記」は放浪の自由律俳人として名高い山頭火が小郡（現山口市小郡）に庵を構えた時の日記であ…

曹操は文武両道の人でした、

　漢が滅び魏呉蜀の三国に分かれ、互いに覇を競っていた三国時代、三国志演技等でおなじみの時代だ。この時…

この大逆事件は冤罪らしいです。要するに権力が暴走すると人を簡単に死刑にします。

　本書は一言で言えば、幸徳秋水に関する評伝だ。幸徳秋水といえば、日本史の教科書にも出てくるような名前…

故内田康夫さんの晩年の作品のひとつです。

　内田康夫の旅情ミステリー、浅見光彦シリーズのひとつ「壺霊」（角川文庫）の上巻。今回の舞台は古都京都…

女子高生と小学生男子のラブコメです。

　このお話の主人公は17歳の高校２年生西浦十和子と11歳の小学６年生篝実琴。結構な年の差だが、12歳…

山東京伝にはとんでもない弟がいたようです。

　伝七捕物帳ばテレビにもなっているが、銭形平次や半七のように一人の作家によって書かれたものではない。…

私が小学校のころとは色々なことが変わっているようです。今の小学校の様子が分かって面白い。

　本書は大阪府で小学校の教師をしている著者によって書かれたものだ。教師の「しくじり」というから、最初…

日本のコーヒーの黎明期はこんな感じだったようです。皆さん汁粉味のコーヒーを飲んでみませんかｗ

　本書は寺田寅彦によるコーヒーについての随筆である。面白いのはスープをソップと言ったり、バターをバタ…

泡沫候補とは、ほとんど当選の可能性のない候補者のことです。昔はこの人また出てるよという名前は有名だけどまず当選には縁のない名物候補者が結構いました。

　タイトルにある泡沫候補とは、ほとんど当選の可能性のない候補者のことである。2024年に行われた都知…

捕物小説は普通の探偵小説より高尚だそうです。

　この作品は銭形平次の作者として有名な野村胡堂が、捕物小説について述べたエッセイである。割と有名なこ…

大阪のステレオタイプ的なイメージはどこから来たのでしょう。

　本書は1980年代生まれの著者たち8人によって書かれた大阪論である。みなさん関西と言えば大阪という…

太極拳、武術だけでなく、健康法としても有名です。

　太極拳といえば代表的な中国武術であるが、実はいろいろな流派がある。陳家太極拳、楊式太極拳などだ。本…

ザハリヤールさん、結構良い人のようです。

　この作品は、＜妖石術師＞ザハリヤールとひょんなことから彼と旅するようになった月長石を吐き出す体質で…

原民喜は詩人でもあります。

　「夏の花」などで知られる小説家の原民喜だが、詩人でもある。この作品は、その民喜の表わした詩集の一つ…

心の持ち方で結果は変わってくる。

　本書の内容を一言で言えば、「同じことでも考え方を変えれば、違った結果になる」ということだろう。本書…

魔法の時代から科学技術の時代へ…。

　舞台は19世紀頃のイギリスを思わせるような架空のハーグランド連合王国。産業革命により科学技術をが発…

退化と呼ばれるものも進化のひとつです。

　本書も放送大学のテキストのひとつである。本来は自然と環境コース開設科目だが、今在籍している生活と福…

ブロンテ3姉妹の長姉であるシャーロット・ブロンテによる作品です。

　イギリス文学史上に大きな足跡を残したブロンテ3姉妹の長姉であるシャーロット・ブロンテによる「ジェー…

初級編、中級編、上級編、実践編に分かれており、取組みやすい。本書で述べられていることを自家薬籠中にものとするために、がんばりましょう。

　最近は下火になっているようだが、QCサークルが大流行していた時期があった。下火になった原因としてよ…

慶弔時、袋の表書きに何を書けばいいのか迷うことはありませんか？

　昔に比べると、最近は虚礼廃止ということが言われていることもあり、慶弔で何かすることは少なくなったと…