ヒポクラテスの誓い




日本人は死者を「これ以上傷つけないで」と言い司法解剖を拒否するという感覚。すごくわかる。でもちょっと考えが変わった。
「養生治療を施すにあたっては、能力と判断の及ぶ限り、患者の利益になる事を考え、危害を加えたり不正を行…
本が好き! 1級
書評数:1638 件
得票数:23245 票
11月は私の誕生月。
心優しい家族や友人が「欲しいものある?」と聞いてくれるので本が増える月でもあります。




日本人は死者を「これ以上傷つけないで」と言い司法解剖を拒否するという感覚。すごくわかる。でもちょっと考えが変わった。
「養生治療を施すにあたっては、能力と判断の及ぶ限り、患者の利益になる事を考え、危害を加えたり不正を行…




ただの連続誘拐ではなく、子宮頚がんワクチン副作用に絡んだ事件。
母の買い物中、待っていたはずの15歳の少女・香苗が消えた。 彼女は子宮頚がんワクチン接種の副作用に…



文字は横書き。合間にモノクロのゴシック調な写真が多く挟まれ、その雰囲気を盛り上げている。
オーストリアの自然豊かな土地に父とあとは数人の使用人だけという城でひっそり暮らす少女ローラ。 彼女…





梯さんのノンフィクションが好きで、思った通り素晴らしい内容だったんですが、このタイトル…なんかもうちょっとなかったのかなぁ!
小林多喜二、近松秋江、三浦綾子、中島敦、原民喜、鈴木しづ子、梶井基次郎、中城ふみ子、寺田寅彦、八木重…




海賊じゃぁないんです。空賊ですwアレクシアのシリーズより25年ほど前のヴィクトリア朝英国を舞台に14歳の女の子が活躍します。
〈英国パラソル奇譚〉シリーズが大好きでした。 その著者であるゲイル・キャリガーが描く新シリーズ<英…



女子に自分はカウントしませんよ。おこがましい(笑)でも、BBAはやめてぇっ!
タイトルの「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」に始まり ・女子会には二種類あってだな ・ていね…





もう15年もたつのですね。何度読み返してもうるっとさせられます。が、新刊心よりお待ちしております!
冬栄・乗月・書簡・華胥・帰山の以上5編収録の短編集。 短編集といえど十二国記の場合本当侮れません。…


超がつくほど個性溢れる人物を主人公にしながら、よくこれだけ普通のものが書けたと思う。
かつて空条承太郎の手によって焼き捨てられ、エンリコ・プッチ神父が切望したDIOのノート。 世界の深…



井上ひさし氏の娘でいるということは、相当に大変な事だと思ってはいたが。うん、本当に大変!
2009年。がん療養中の父・井上ひさし氏から、「こまつ座」を受け継いだ3女麻矢さんのもとへ連日電話が…




弥勒シリーズ第6弾。またも刀を持たされてしまった遠野屋清之介。彼の中で何か変わりつつあるのでしょうか。心配だ!
出合茶屋で間男と悶着を起こした両国のさる大店のお内儀・お美代。 それをうまく収めた同心・木暮信次郎…


シリーズ完結編の下巻。好きな作品でこれまでずっと楽しんできた。でも残念ながらこの巻についてはエピソードが盛り込み過ぎで、読み疲れてしまいました!
3部作の完結編下巻。 他に、「シェイズ・オブ・クリスチャン アナザー・サイド」として、グレイ家に引…




長編も良いですが、ホームズは短編集の方がより好きです!時代感、まったり感がまたいい!
ボヘミアの醜聞、赤髪同盟、花婿失踪事件、ボスコム谷の惨劇、オレンジの種五つ、唇の捻れた男、青い紅玉、…





3部作より12年後に書かれた作品。4巻5巻にあたる上下巻のレビューになります。岩波少年文庫であることがびっくりのゲス展開ですが、個人的にはすごく好き(笑)
第一次世界大戦下のイギリス。 夫ウィルを亡くし、フランバーズ屋敷の女主人となったクリスチナはかつて…




戦争で歪んでしまった歯車。なんとか軌道修正しようと努力するクリスチナの物語。 この巻までは岩波少年文庫にふさわしいのですよ。
1916年。フランスの牧草地帯に攻撃され墜落したウィル。 クリスチナはその時間、家でじゃがいもの皮…





エチオピア!魅力的な国!
はるか昔。 ソロモン王とシェバの女王の子がエルサレム神殿からエチオピアに持ち帰ったという『契約の箱…


ヴィクトリカ!知恵の泉の見事な推理力、鮮やかな事件解決で私をうならせてくれぇ!
新大陸に到着し、一弥の優しい姉・瑠璃の家に身を寄せたヴィクトリカと一弥。 自分たちの家と仕事を得る…





第一次世界大戦目前のイギリス。空を飛ぶ事に熱中する少年と、それを平気なふりして一心に支えようとする少女の短い数年間。
馬のことしか頭にない、封建的な父の元から去ったウィリアム・ラッセル。 両親が亡くなり、12歳からラ…




この人たち、もしもパートナーが病気になったり、いなくなったりしたら、普通の人以上に耐えられないだろうなぁ。
熱烈なプロポーズを受けて、ついにクリスチャン・グレイと結婚したアナ。 家族に囲まれた温かい結婚式。…




黒岩涙香版「幽霊塔」。明治時代の翻案ものですが、言葉にリズムがあってそれが面白い。
黒岩涙香集といっても「幽霊塔」が470頁以上を占め、あとは「生命保険」が30頁ほどの2編収録のみ。 …




アン・ライスの描くヴァンパイア・クロニクルズ。決して気楽には読めないですよ。
アン・ライスが描く「ヴァンパイア・クロニクルズ」に欠かせない登場人物、17才の輝くばかりに美しい外見…