分解の哲学 ―腐敗と発酵をめぐる思考―

「分解の哲学」を分解する
『分解の哲学 腐敗と発酵をめぐる思考』藤原辰史著を読む。 福岡ハカセの「動的平衡」を「…

本が好き! 1級
書評数:2215 件
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女子柔道選手ではありません。開店休業状態のフリーランスコピーライター。暴飲、暴食、暴読の非暴力主義者。東京ヤクルトスワローズファン。こちらでもささやかに囁いています。
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「分解の哲学」を分解する
『分解の哲学 腐敗と発酵をめぐる思考』藤原辰史著を読む。 福岡ハカセの「動的平衡」を「…

種と類―「つなぐ」のではなく「わける」、それが分類思考
『分類思考の世界』三中信宏著の浅漬け感想メモ。 「「系統樹思考」が「タテ思考」ならば、「分…

現代人は書き言葉依存症?
『プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?』メアリアン・ウルフ著の感想メモ。 「ソ…

「おもかげ」「まぼろし」「イメージ」「原形」
『胎児の世界 人類の生命世界』三木成夫著を読む。 著者の名前は、確か茂木健一郎のブログで知って…

ワームホール(虫食い穴)でスペースワープ&タイムワープ
『タイムマシンって実現できる? 理系脳をきたえる! はじめての相対性理論と量子論』 二間瀬 敏史 …

文明の進歩が、病原微生物を進化させた
『病原微生物の氾濫』アーノ・カーレン著 長野敬+赤松真紀訳を読む。 以前、家族で訪ねたことのあ…

ビジネスから恋愛まで、ゲーム理論で勝ち抜こう
『戦略的思考の技術 ゲーム理論を実践する』梶井厚志著を読む。 最近よく耳にする言葉の1つが…

腸内フローラ逍遥―微生物が植物と人間の健康維持に果たす共通した役割
『土と内臓』デイビッド・モントゴメリー アン・ビクレー著を読む。 地質学者の夫と生物学者の妻が、購…

「数に強い」人ってどんな人?
『数に強くなる』畑村洋太郎著を読む。 数学に弱いぼくが読んでも、とっても楽しく読むことができる本。…

動物や植物、サヴァイバルのためのストラテジー
『ヘッピリムシの屁 動植物の化学戦略』ウィリアム・アゴスタ著 長野 敬他訳を読む ジャングルを…

「現生のすべての生物が、同じ遺伝暗号を共有している」―読み解くNHKスペシャルって感じ
『祖先の物語~ドーキンスの生命史~ 上』リチャード・ドーキンス著 垂水雄二訳をちょびちょび読んでよう…

進化、変化、そうか。
本書は上下2巻に及ぶ難解な大著である。なんてウソウソ。副題にあるように進化論と人文科学の領域をトリケ…

「見えないメカニズム」の可視化―東日本大震災、福島原発事故から10年たって
『「フクシマ論」 原子力ムラはなぜ生まれたのか』開沼博著の感想メモ。 そもそもは福島県浜通…

科学 ケンケンガクガク
『科学とはなにか 新しい科学論、いま必要な三つの視点』 佐倉統著を読む。 久々に読む著者の本。…

Do you 脳 me?―仕事で疲れると電池切れと言う。電池などないのに。ひょっとして内蔵してたりして
いきなり、こうくる。 「もし、人間の意識を機械に移植できるとしたら、あなたはそれを選…

「時を戻そう」(byぺこぱ)は、ありえ~る?
『時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて』高水裕一著を読む。 著者は「ケンブリッジ…

「私という現象」―論理的思考とパターン認識
『脳は空より広いか―「私」という現象を考える』ジェラルド・M・エーデルマン、冬樹純子、豊嶋良一、小山…

化学物質嫌いというバイアス
『化学物質はなぜ嫌われるのか―「化学物質」のニュースを読み解く (知りたい!サイエンス 33) 』佐…

正しくは『マンガ統計学史入門』だと思うが
『マンガ統計学入門―学びたい人のための最短コース』を アイリーン・マグネロ著,ボリン.ファン・ルーン…

環世界と曼荼羅―輪になって生きよ
『動物の環境と内的世界』ヤーコプ・フォン・ユクスキュル著をゆるゆる読んだ。 本編のアメーバ、ミ…