ゼンダ城の虜





イギリスの作家、1894年の作品。ドイツに隣接する(架空の)ルリタニア王国では王位継承が行われていた。
戴冠式を予定しているのはルドルフ5世、戴冠式を阻止しようとするのが異母弟のストレルサウ大公。 前半…

本が好き! 1級
書評数:390 件
得票数:7964 票
花の年金生活者です。
勤労者の皆様お仕事ご苦労様です。皆様のお陰で朝からお酒を戴きながら本が読めます。
二年ほど前まではアウトドア派で、山渓の「日本の山1000」を目指していました。五街道まで足を広げたら、歩きすぎで戸塚宿で足萎えになり、525山で中断しています。
代わりに、「ガーディアンマストリード1000」を目標としています。難しい本は読めませんが・・





イギリスの作家、1894年の作品。ドイツに隣接する(架空の)ルリタニア王国では王位継承が行われていた。
戴冠式を予定しているのはルドルフ5世、戴冠式を阻止しようとするのが異母弟のストレルサウ大公。 前半…

フランスの作家、1947年の作品。この本は今年の春から人気で、いまでも図書館5人待ち。古いカミュ全集が新潮文庫と翻訳者が同じなので読んでみた。こちら待ち人なしだったが、あまり面白くない。
194※年、アルジェリアの港町オラン。ペスト騒動は一匹の鼠が血だらけになって死んでいるところから始ま…




イギリスの作家、1877年の作品。お子様向きの絵本だが、成人でも楽しめる。小説としては抄訳。挿絵と写真で馬についての情報が盛り沢山で面白く読める。抄訳が嫌いな方は岩波文庫版と併読がおすすめ。
ブラックビューティーと名付けられた黒馬は村の裕福なゴードン家に飼われていた。ゴードン家にはあと4頭の…


アメリカの作家、1975年の作品。宇宙の彷徨者サイモンの物語。旅の同行者は犬のアヌビスと梟のアテナ、そしてヴィーナス。
2457年に、気象変動の影響で地球は大雨と大洪水に見舞われた。サイモンは古代ファラオの棺に乗って、た…

イギリスの作家、1990年の作品。インド人の父とイギリス人の母を持つ主人公カリムの青春物語。
主人公カリム・アミールは17才で、ビートルズもローリングストーンズも大好きなように、男子も女子も大好…

スコットランドの作家、2007年の作品。この作者は読者を騙す。
エジンバラ警察署のジョン・リーバス警部シリーズの最終版となっており、「最後の」の言葉が使われているが…


アメリカの作家。2001年の作品。アメリカの古い神々と新しい神々が争うオカルト小説。上下二巻。
西暦813年に古代スカンディナヴィアの最高神オーディンがアイスランドのレイキャビクからアメリカに渡っ…



アメリカの作家、1963年の作品。主人公ベンジャミン君、21才、優秀な成績で大学を卒業したが、自分が何をしたいのかよくわからない。
表紙の黒いストッキングのシーンは小説にはない。小説では部屋に入って来いと言われて、部屋に入ったら、ミ…

イギリスの作家、1905年の作品。法律で裁けない悪人を私刑にする正義の味方四人組の物語。
四人組はこれまでに、公金を横領する為政者や労働者を搾取するブラック企業経営者などの悪人16人に天誅を…


イギリスの作家、2018年の作品。前作「メインテーマは殺人」と同様に元刑事で探偵ホーソーンとわたしホロヴィッツの迷コンビの謎解き。
この小説で出てくる死体は三体のみ。まず時系列的には6年前のヨークシャーの「長路洞」と言われる洞窟で死…

アメリカの作家、2003年の作品。被害者13人のホラー物語。表紙のイラストがおぞましい。上下二巻。
物語の語り手はエヴァ、54才、主人公ケヴィンの母親。夫のフランクリン宛の手記の形式でケヴィンの誕生か…




イギリスの作家、1909年の作品。著名なSF作家、H.G.ウェルズのユーモア小説。上下二巻。
語り手は私、ジョージ。この小説は「叔父が一番大きな実になって真中で泳いでいる、逸話や経験の『さつま汁…


アメリカの作家、2004年の作品。若い黒人警官デレク・ストレンジのシリーズもの。
デレクの父親はギリシャレストランで働き、母親は家政婦として週に5日ほど仕事に出て、何とか糊口をしのい…



イギリスの作家、1960年の作品。お子様向きの児童書だが、成人でも楽しめる。
イングランドの架空の港町、二次大戦の最中で連日のようにドイツからの爆撃機や戦闘機が押し寄せていた。攻…

イギリスの作家、1889年の作品。キングストンからオックスフォードまでテムズ河をボートで遡上する、男三人と犬一匹。
三人男はジョージとハリスと僕。犬は僕の飼い犬のモンモランシー。 ぼくは医学書を読むと「女中ひざ」以…


イギリスの作家、1688年の作品。やんごとなき奴隷青年オルノーコの物語。
知名度はあまり高くないが、作者のアフラ・ベインはイギリスでは最初の女性専業作家だそうだ。そしてイギリ…





イタリアの作家、1940年の作品。ドローゴ中尉は三十数年間辺境の砦で夷狄タタール人を待ち望んだが、来襲があった時、彼の人生は終わりに近かった。
将校に任官したばかりのジョヴァンニ・ドローゴ中尉は町から二日かけて辺境のバスティアーニ砦に到着した。…

フランスの作家、1953年の作品。漫画なのでお子様向き。
漫画のレギュラーのハドック船長がこの回から登場するようだ。中年で酔っぱらいの船長で密輸船の実権は部下…

フランスの作家、1886年の作品。ルゴン・マッカール叢書の14巻目。上下二巻。
主人公のクロード・ランティは売れない画家で屋根裏部屋のようなアパートに住むが、ある雷鳴の激しい雨の夜…




アメリカの作家、1929年の作品。数え間違いがなければ、26人ほどが「赤い収穫」の犠牲になった。
一人称で語る主人公オブはコンチネンタル探偵社に所属する探偵で、新聞社の社主ドナルド・ウィルスンの招き…