コマネチのために【Kindle】
貧困や女性軽視という韓国社会の恥部を描きつつ、それでいて笑える物語なのがいい。コマニは、子供の時、コマネチという体操選手に憧れていたが、貧困と才能の無さが原因で挫折。されども生きていかねばならない。
夢に挫折する女の子の半生を描いた物語。 それでも人生は続く、生き続けなければなりません。 コ…
本が好き! 1級
書評数:1358 件
得票数:25501 票
よろしくお願いします。
昨年は雑な読みが多く数ばかりこなす感じでした。
2025年は丁寧にいきたいと思います。
貧困や女性軽視という韓国社会の恥部を描きつつ、それでいて笑える物語なのがいい。コマニは、子供の時、コマネチという体操選手に憧れていたが、貧困と才能の無さが原因で挫折。されども生きていかねばならない。
夢に挫折する女の子の半生を描いた物語。 それでも人生は続く、生き続けなければなりません。 コ…
「私、ノルマを達成できなかったことが今まで一度もないんです」と豪語する営業マンが保身のため殺し屋の営業に転職するという物語。ハラハラドキドキの展開。しかし、最後は少し強引すぎではないかと思う。
飛び込みの営業に対してあまり良い印象がない。 浄水器、壁塗装、防犯カメラ・・・。 たいてい胡散臭…
栞子さんの父が出てくる話しが多い。祖母の智恵子、母の栞子、娘の扉子。鎌倉文庫の謎に関わった3世代の物語。最後の吾輩は猫であるが良かった。
ブームになっていた時期に好んで読んでいたのですが、続編が出ていたことすら気づきませんでした。だから少…
ドグラマグラの話しが秀逸だった。「読書によってあなたの人格の多くが形づくられているから」という理由で稀覯本を焼くとは・・・
古本市に参加した恭一郎が中心の話しが三つ。 どれも素晴らしい。 恭一郎の死んだ父が1000冊…
横溝正史スペシャルとでも言うのか、三作品入っています。雪割草という横溝の未発売本をめぐる物語が二つと、獄門島の古書の話しです。
横溝正史の未発売本雪割草の原稿をめぐる物語が二作品と、同じく横溝正史の初期の傑作獄門島の古本をめぐる…
ビブリア古書堂の新シリーズ。古書店主栞子が娘の扉子に話を聞かせる形式になっています。短編形式でお話しは4つありますが、どれも楽しい。
前回のシリーズと決定的に違うのは栞子さんが結婚し娘の扉子が生まれていることです。 怖いのは、この娘…
数学好きの友達と貧困家庭の少年が、土砂災害で流出した国宝の仏像を方程式を使い探す物語。数学愛はすごいと思うが、面白いとは思えなかった。
受験科目の中で数学ほど社会に出て役に立たないと思える科目はない。 ただ、形さえ覚えたらある程度の点…
「0で割っちゃ、ダメです」。そりゃそうです。割れません。0は悪魔の数字です。数学ミステリーです。
数学に没頭すると人間らしさを失うとよく言われていました。 確かに、数学好きは変人が多いと思います。…
一万歩が目標らしいが無理です。半分も無理ですが分割でもいいのがいい。階段は昇りより下りがきくらしい。
今年のはじめ大きな手術をし長期入院していました。医師に退院したらウォーキングをしてみてくださいとすす…
名探偵が犯人だと言ったから、テレビで放映されているから、それが真実。その作られた空気が怖い。それは民主主義なのか。
「犯人はあなた。名探偵がそう決めました」って・・・どういうことなんだ。 事件の捜査に最初から名探偵…
パンデミックがテーマです。ですが、コロナの前の作品ということですので預言書みたいなものなのか。夢で行った事柄が現実に作用するという物語。>>
おバカな作品です。 びっくりしたのは、本書が書かれたのはコロナの前ということ。 なのに、コロナの…
シリーズの三作目。ついに三歩結婚です。独身編は終わりということは続くのか。前半は面白かった。しかし、結婚を意識したあたりから麦本三歩らしさが消え面白くなくなった。
麦本三歩シリーズ三作目です。 ついに、三歩があの兄やんと結婚です。 最初、このシリーズ一作目…
よく泣く子供と、涙の売買をしている不思議なおじさんの二人旅。綺麗な青い鳥というペットを伴っている。優しい世界観です。その涙を目に入れると、それが身体に影響を・・・。不思議な世界でした。童話です。
2024年に、アジア人女性として初めてノーベル文学賞を受賞した。韓国の作家さんです。初読みです。 …
ミステリーにゲーム感覚を入れ込んだ作品。発想はかなり斬新だけれども有名俳優で圧倒的な人気の国会議員が敵役。存在感もあるし悪くはないが、何かしっくりこない。
発想が斬新だった。 地方都市で薬物事案が発生。しかも摂取被害者は小学生。 事件を解決したのは…
殺害されたのは父、探偵は元マジシャンの叔父。容疑者は同級生。読ませる展開だった。引きが強かった。
本書の面白さは探偵役の叔父のキャラクターにあると思う。 元マジシャンという特性が生きていて、携帯を…
ついに完結。疲れました。
17 巻 完結しました。 こんなに長いシリーズを読んだことはなかったです。 正直に言うと、コスパ…
ボロルタイとスブタイの存在感が強くなってきている。マルガーシはチンギスを暗殺するために生きているようなものか。終盤が近いのがわかる。
ホラズムは負け続けである。 それでもモンゴル軍の三倍強の27万の大軍が集まるのだから大国なのだと思…
ホラズム国との戦いの続き、物語は終盤に入ったムードです。
ホラズムとの闘いの続編ということになりますが、息子たちが旧都であるウルゲンチを攻めるのだが苦戦すると…
ジャムカの息子マルガーシがモンゴル最強のムカリを撃破し、俺の名前はジャムカと名乗った終わり方は良かった。
久しぶりに面白かった。 ついに、モンゴル軍と西の大国ホラズムが激突。 モンゴルの使者を殺害すると…
ついにホラズムと激突か。世界史の授業で習った時は、世界は広くモンゴルはすごい偉業を達成したと思ったが、こういう風に物語で辿るとホラズムまでの攻撃は必然だし近いという感覚におちいります。
書かれている内容が、かなり薄いです。コンパクトにまとめ、必要のない記述を削除すると、たぶん半分以下の…