スタバトマーテル





本当は怖い、母性のはなし。
慈愛に満ちた聖母を讃える歌「 スタバトマーテル 」これは私が今まで読んだ本の中でも結構「怖い」物語だ…

本が好き! 1級
書評数:833 件
得票数:10819 票
小説、新書、古本、技術本、ジャンルお構いなしに、読みたい本を、読みたい時にがモットー。
書評はブログ「日々の書付」から、抜粋、再編集してかいています。
好きな作家は中島京子、小野不由美、上橋菜穂子、阿部智里など。
最近は、書評がない本を探して、感想を書くのを密かな楽しみとしています。





本当は怖い、母性のはなし。
慈愛に満ちた聖母を讃える歌「 スタバトマーテル 」これは私が今まで読んだ本の中でも結構「怖い」物語だ…





「かもめ食堂」、「めがね」のおいしい料理が本になりました。
私自身は料理が下手だけれど、料理の本を見るのは大好きです。 それと、おいしそうな食事が出てくる映画…





骨付きマンガ肉、再現するには牛1頭いる。 パズーが目玉焼きを吸うの、実はめっちゃ肺活量いる。
マンガやアニメにでてくるあの料理が食べたい! 子供のころ、誰もが一度は思ったであろう欲望に答える夢…





楔形文字から再現した古代の料理が面白い。
こういう再現レシピものの本、大好きです。 『精霊の守り人』を中心とした上橋菜穂子先生物語の料理を再現…




冠婚葬祭をテーマにした4つのオムニバス小説
「 小さいおうち 」や「エルニーニョ」に比べて不思議な世界観は控えめだけれど、冠婚葬祭という形式ばっ…





昭和初期、不良女中の体験記。
戦前の女中さんを主人公にした「小さいおうち」の中島京子さんが描く、もう一つの女中話「女中譚」。 …





歴史と不思議の糸で織り上げた、美しい織物のような作品
戦国時代、青森・南部家に実在した女領主・弥々の生涯。それを、一本角のカモシカ「かたづの」によって語ら…





昭和モダンと、戦争。
「 小さいおうち 」は戦前、女中をしていたタキおばあちゃんが、当時の暮らしを思い出しながら書いたノー…




打ち直された『蒲団』の物語。
中島京子さんのデビュー作「 FUTON 」田山花袋の「蒲団」をベースに、まったく新しい世界観の小説と…





アメリカ大学生活とサウジアラビアの結婚事情。
日本の女の子、サトコがアメリカ留学でルームシェアするのは、サウジアラビアの女の子ナダ。 最初は…





向田邦子、最後の短編とエッセイ『男どき女どき』
『父の詫び状』を読み、すっかりハマった向田邦子。続いて読み始めたのが『男どき女どき』。小説とエッセイ…





久しぶりに「昭和」を思い出す。
昔、向田邦子新春ドラマシリーズをみたことがあります。お正月に放送されたそのドラマは、たいてい戦争前の…





生物版「逃げるは恥だが役に立つ」
「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術 を読みました。 仕事や人間関係に行き詰まっ…





神は生物を、外注にデザインさせ給うた。
web漫画で気になっていた『 天地創造デザイン部(1) 』。理系男子の生態と科学の歴史をコメデイタ…




「初恋のきた道」のきのこ餃子、「アメリ」のクリーム・ブリュレ
読むと映画が見たくなり、料理がつくりたくなります。 「 レシピ ド シネマ 幸せを運ぶ29の…





映画の中の、おいしいごはん。
「 シネマ食堂 」は、読んでいるだけで幸せな気分になれる料理本です。飯島奈美さんは「 かもめ食堂 」…




レトロ好き・スイーツ好きにはたまらない本
皆川真次郎(ミナ)は、西洋菓子屋・風琴屋を営む青年。 しゃばけの栄吉さん と違って菓子の腕は外国人の…




ビア酒、ホールク・コットレッツ…、明治の洋食事情いろいろ。
開港150周年の横浜は、常にあたらしい文化を取り入れてきた場所。その中でも「食」は富国強兵の政策と珍…





慶応三年のフルコース、西洋料理で竜馬の胃袋を掴んだ娘、沖田総司に牛肉を。
「 懐古的洋食事情 」の番外編。今度は幕末の洋食事情です。 幕府によって港が開かれたのち、外国人居…





銀ブラでソーダ水、秘密のビーフステーキ、戦後ハンバーグ。
「 新編懐古的洋食事情 3 」の舞台は昭和初期から戦後。 戦争の足音もまだ遠い昭和初期は、モダンな…