五声のリチェルカーレ
昆虫好きの少年が犯した殺人事件。決して動機を語らない彼が残した「生きていたから殺した」の言葉の意味とは?あなたはこの小説に潜む擬態を見破れますか?
深水黎一郎による、文庫書き下ろしとなるミステリ。 表題作となる長編に、短編「シンリガクの実験」が併…
本が好き! 1級
書評数:348 件
得票数:4615 票
3年ほど前まで読書習慣がなかったのですが、一旦始めると読みたい本が沢山出てきますね。
このサイトでも色んな本に出会えたらと思います。
よろしくお願いします。
今年に入ってから、読書のペースがぐっと落ちてしまっており、それ以上に書評がなかなか書けないようになってしまっています…。
ただ、これで読書習慣をなくしてしまいたくないので、自分のペースでぼちぼちやっていきたいと思います。
皆さんの書評を読ませて頂く時間も最近は殆ど取れていないですが、どうぞご贔屓に。
2016年6月26日 書評掲載開始
2016年10月28日 書評50件達成
2017年4月12日 書評100件達成
2017年11月12日 書評150件達成
2018年6月17日 書評200件達成
2018年12月15日 書評250件達成
2019年8月10日 書評300件達成
・興味:科学全般、お笑い。小説ではミステリ。
ビジネス書もちょこちょこ読んでます。
昆虫好きの少年が犯した殺人事件。決して動機を語らない彼が残した「生きていたから殺した」の言葉の意味とは?あなたはこの小説に潜む擬態を見破れますか?
深水黎一郎による、文庫書き下ろしとなるミステリ。 表題作となる長編に、短編「シンリガクの実験」が併…
声や音に対して、周波数図を用いて科学的にアプローチし、平易に説明した一冊だが、科学的な説明が曖昧な点があって残念でした。
日本音響研究所所長であり、音の研究や声紋分析の専門家である筆者による、「声」の特徴に科学的にアプロー…
吉本興業の元社員が、刑務所の慰問・研修プログラムへの参加の経験からコミュニケーションについて説く。刑務所×お笑い×コミュニケーションの掛け算にまではなっていなかったのが残念。
吉本興業の元社員で、広報活動を中心に、吉本のお笑い養成所であるNSCの設立にも関わった筆者による、刑…
高校生が関わる事件の警察による捜査を中心に描く長編。青春ミステリと銘打っているが、ミステリとして読む分にはちょっと弱いかなと。
ヒキタクニオによる長編青春ミステリ。 名門高校に通う亜子は、恋人の聡吾たち5人で組んで、歩き…
オムライスにラムネ瓶に横断歩道まで…身近にある様々な物が「昭和」と「平成」でどう変わったかを、各一枚ずつの写真を交えながら紹介する一冊。
身近にある様々な物が「昭和」と「平成」でどう変わったかを、各一枚ずつの写真を交えながら紹介する一冊。…
中山七里による長編ミステリ。猟奇的な殺人事件と刑法第39条を下敷きにしていますが、それすら単なる道具として扱ってるんじゃないかと思わせるどんでん返しの応酬に、最後の一行まで気が抜けない!
中山七里による長編ミステリ。 猟奇的な殺人のサイコホラー的な描写が目立ちますが、ミステリとしてびっ…
「バナナの皮を踏んで滑って転ぶ」という定番ギャグを起点として、バナナの皮の文化史としてまとめた一冊。
「バナナの皮を踏んで滑って転ぶ」という定番ギャグを起点として、古今東西の映画や漫画、文学作品の事例を…
内臓脂肪を溜め込むことの問題と、その落とし方について、科学的な知見を元に分かりやすく解説した一冊。「最速」は言い過ぎですが、納得ずくで対策を取りたい人には持ってこい。
医師である筆者による、内臓脂肪の問題と、その落とし方について、科学的な知見を元に分かりやすく解説した…
「光より速いものはない」「万里の長城は月から肉眼で見える唯一の人口建造物だ」「世界一高い山はエベレスト」と言った、よく知られている科学の誤解を、誰にでも理解できるように平易に説明する科学エッセイ。
イギリスの編集者兼ライターである筆者による、科学にまつわる様々な誤解や迷信について平易に説明する科学…
7通りのストーリーから読者が選挙で犯人を決める!マルチエンディングが楽しめるミステリ。
深水黎一郎による、マルチエンディング型のミステリ。 筆者と言えば、 ミステリー・アリーナ でも…
ファンタジーとリアルが絶妙に入り混じった世界観は、子供だけでなく大人が読んでも良い読後感を得られる、素晴らしい小説でした。
第15回本屋大賞にも選ばれた、辻村深月による長編小説。 中学校一年生のこころは、ある出来事を…
イヤミスっぽい展開を味わっていると、全く違う角度から足下を掬われるどんでん返しが気持ちいい、芦沢央の短編集。
芦沢央によるミステリ短編集。 収録されている五編は… 木材を扱う会社で営業をしてい修哉は、…
綾辻行人によるミステリ短編集。これでもかと言うくらいの叙述トリックの応酬に圧倒されます。
綾辻行人によるミステリ短編集。 作中に綾辻本人が登場し、ミステリ研の後輩からミステリの原稿を持ち込…
「無意識」についての、分野の異なる4人との対談集。そもそも「無意識」を理解しようという行為自体が間違いだったのかも知れません。あとは無意識に任せよう。
システムデザインや幸福学についての研究者である前野隆司氏による対談本。 筆者の提唱している「受…
「世にも奇妙な物語」の形式に倣った朝井リョウによる短編ミステリ。軽く読んで楽しむのに丁度良さそうです。
朝井リョウによる短編ミステリ集。 タイトルからも分かるように、かつてフジテレビで放送されていたドラ…
芦沢央の怪談をテーマにした連作短編ミステリ。これをミステリと捉えるか怪談と捉えるかで印象が変わってきそうです。
芦沢央による、実話系怪談をテーマにした連作短編ミステリ。 作家の「私」の元に、神楽坂を舞台に怪談を…
自分という存在の根源の探求を主題とした平野啓一郎の長編小説。主題に沿った内容もさることながら、小説としての密度が濃く、折に触れて読み返したくなりそうな一冊。
平野啓一郎による長編小説。 以前に著者のエッセイ『 私とは何か――「個人」から「分人」へ 』を読…
元ハリガネロックのユウキロックによる、自伝的エッセイ。理想とする漫才を求めて迷子になったのは何故か?
元漫才コンビ・ハリガネロックのボケで、解散後の現在は構成作家やお笑いスクールの講師なども務める、ユウ…
「Excel操作の半分はセルの移動と選択である」との考えの元、キーボードを使ってマウス無しで移動→選択する事を推奨。
業務改善コンサルタントである筆者による、マウスを使わない事を特徴とするExcel操作の考え方と実際の…
自殺の名所のある地域を舞台にした連作短編ミステリ。各短編のラストにある写真で真相が浮かび上がる構成は、最後の最後まで「気を抜いてはいけない」!
道尾秀介による連作短編ミステリ。 白沢市と蝦蟇倉市を結ぶ白蝦蟇シーライン。 この近くにある弓投げ…