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『愛人/ラマン』の作家デュラスの難解な映画作品をまとめて上映

1914年にベトナムに生まれ、70歳で執筆した自伝的小説愛人/ラマンが世界的ベストセラーになり映画化もされたフランス人作家マルグリット・デュラス。現代フランスを代表する小説家であるデュラスは、同時に映画作家としても実験的な試みを繰り返してきた。
 
アテネ・フランセでは、2月17日から「特集:映画作家マルグリット・デュラス」と題してデュラスの映画をまとめて上映する。映画作家の諏訪敦彦氏、人文学研究者の岡村民夫氏、映画批評家の吉田広明氏によるトーク・講演も併せておこなわれる予定。
 

 
上映作品は「ナタリー・グランジェ(女の館)」、「インディア・ソング」、「ヴェネツィア時代の彼女の名前」、「トラック」、「セザレ」、「陰画の手」、「オーレリア・シュタイネル メルボルン」「オーレリア・シュタイネル ヴァンクーヴァー」、「マルグリット・デュラスのアガタ」。
 
詳細はアテネ・フランセの上映スケジュールページへ。
 
今回上映される作品のなかで、僕が観たことがあるのは「ナタリー・グランジェ(女の館)」と「インディア・ソング」のみ。まとまって上映されることが珍しいので、貴重な機会だ。
上記の作品を観た印象は、オフビートなゴダールという感じ。いわゆる小説に代表される「物語る虚構=ストーリー」に対して、映像がどのように存在できるのかを突き詰めようとする、かなり挑戦的なスタイル。絵画のように美しい画面、「○○が○○して○○した」というような、わかりやすい話の流れが掴めない展開など、変わった映像に関心のある人なら楽しめる企画だろう。
 
【関連書籍】

デュラス、映画を語る


 

北の愛人


 

インディア・ソング


 

アガタ/声


 

旅するニーチェ リゾートの哲学


 

 
 
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【本が好き!編集部ナガタのプロフィール】
当「BOOKニュース」を担当している’79年生まれ男性。
アメリカ合衆国コネチカット州生まれ。
その後、札幌・千葉・マニラ・東京・京都を転々。現在は板橋区在住。
フリーター・契約社員・嘱託社員・正社員・無職・結婚・離婚など紆余曲折を経て現職。
百科事典と画集と虫と宇宙が友達です。
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