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【新刊】『渤海王国の政治と社会』吉川弘文館

渤海王国ってマイナーだと思っていたら、なんと2006年に韓国でドラマ化され、しかも物凄い高視聴率(最高視聴率『ロングバケーション』並みの35.5%。100話を予定していたところを延長して135話の放映になったとのこと)を獲得してました。
日本でも韓国の歴史ドラマとして輸入されていたので、ご存知の方もいらっしゃるかも知れません。詳しくは本記事の一番下にリンクしておきましたのでご覧ください。
 
吉川弘文館は、10月に渤海王国の政治と社会を発売した
 
『渤海王国の政治と社会』 書影
 
渤海王国は、7世紀から10世紀(中国を唐が治めていた時代)に成立した、高句麗遺民と靺鞨人により建国された多種族国家。
本書はその支配体制の特質を、政治制度などの統合意識、領域内諸種族の存在・活動様態から考察するもの。
従来、史料的制約により主に周辺諸国との交流史の中で捉えられてきた渤海史を、徹底した史料批判により国内事情の視角から解明する。
 
目次
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序章 近年における渤海史の研究動向
 
八世紀中葉の渤海情勢と地方社会の再編
(八世紀中葉における渤海の対新羅関係の一側面―『三国史記』所引、賈耽『古今郡国県道四夷述』逸文の分析―
安東都護府の推移と安史の乱における渤海の遼東進出問題―いわゆる賈耽「道里記」の「営州入安東道」記事の分析―唐代越喜靺鞨の住地とその移動)
 
九世紀渤海の中央権力構成と地方社会の様相
(九世紀渤海における中央権力中枢の構成―封敖作「与渤海王大彝震書」の分析―
渤海・新羅接壌地域における黒水・鉄勒・達姑の諸族の存在様態―渤海の辺境支配の一側面―
補説第一 新羅泉井(井泉)郡の位置について
補説第二 『新唐書』渤海伝の交通路記事について)
 
以下細目略
第三編 東アジアにおける渤海認識
終 章
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【関連リンク】
BS日テレ – 韓国ドラマ「テジョヨン」番組サイト
 
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