読書ガイド「本が好き!」が運営するニュースサイト

【新刊】『植民地建築紀行: 満洲・朝鮮・台湾を歩く (歴史文化ライブラリー)』吉川弘文館

吉川弘文館(http://www.yoshikawa-k.co.jp/)は、9月に植民地建築紀行: 満洲・朝鮮・台湾を歩く (歴史文化ライブラリー)を発売した。
 
旧満洲・韓国・台湾に建てられた日本の植民地建築。
それらは「負の遺産」として取り壊されたもの、庁舎や博物館に転用されたもの、文化財として評価されたものなど、それぞれの道を辿り今日に至っている。
戦争の記憶を伝える植民地建築の現在を見ながら、建築が支配に果たした役割と、現存する植民地建築の役割も踏まえ、その歴史的意味を考える1冊。
 
植民地建築紀行 書影

 
目次
==================================================

植民地建築と建築家―プロローグ
広場と官衙(支配の象徴から文化財へ変身した広場―大連中山広場(旧大蓮大広場)
二倍になった塔屋―中華民国総統府(旧台湾総督府庁舎)
シビックセンターとしての庁舎―旧ソウル市庁舎(旧京城府庁舎)
荒野に建てられた官衙建築
ハルビンに残る帝政ロシアの面影)
駅舎とホテル(保存された駅舎/辰野式建築の傑作/待望の新駅舎/ヤマトホテル―満鉄自慢のホテル)
 
以下細目略
学校・病院・図書館
銀行
支配者の住宅
植民地建築が語る歴史
植民地建築のその後―エピローグ
==================================================
 
【関連ページ】
西澤泰彦『植民地建築紀行──満洲・朝鮮・台湾を歩く』『東アジアの日本人建築家──世紀末から日中戦争』: ものろぎや・そりてえる
同著者による『東アジアの日本人建築家』と併せての書評。
「テーマ別に特徴ある建物を一つ一つ見ていく。東アジアを縦横に歩き回っているような気分でなかなか楽しい」とのこと。
 
【関連記事】
「大東亜共栄圏」経済史研究名古屋大学出版会 – 本が好き! Book ニュース
帝国崩壊とひとの再移動 (アジア遊学 145)勉誠出版 – 本が好き! Book ニュース
写真集成 近代日本の建築 第1期 「清水組 工事年鑑」ゆまに書房 – 本が好き! Book ニュース
建築家・磯崎新氏の個展『過程 / PROCESS』が、MISA SHIN GALLERYにて開催 - 本が好き! Book ニュース
建築の還元 更地から考えるために青土社 – 本が好き! Book ニュース

コメント

コメントの投稿

コメント(必須)