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【新刊】『デジタルサイネージ入門 ─世界の先進事例に学ぶビジネス成功の条件』東京電機大学出版局

東京電機大学出版局(http://www.tdupress.jp/)は、6月10日、『デジタルサイネージ入門 ─世界の先進事例に学ぶビジネス成功の条件』を発売した。


最近、目にしてもあまり驚かない程度には普及してきたデジタルサイネージ。
「デジタルサイネージ」という言葉を知らないまま、この環境に慣れ親しんでいる人も非常に多いだろう。
デジタルサイネージとは、デジタル技術を活用し、従来の印刷ポスターに代わって映像や情報を表示する広告媒体のこと。
いわゆる電子看板と言えばイメージしやすいかも知れないが、従来の「電光掲示板」とは決定的に異なっている。
本書は、北米における20のケーススタディをとりあげ、デジタルサイネージの歴史、しくみ、トレンド、ビジネスチャンスなどについて解説した入門書だという。    


デジタルサイネージ入門 ─世界の先進事例に学ぶビジネス成功の条件 書影

★「本が好き!」編集部ナガタのコメント★
デジタルサイネージの魅力は、なんと言っても、決まった静止画像しか表示できないというポスターなどとは違って、複数の画像を表示したり、動画を表示させたりすること、つまり動的な性格だと僕は思っています。
ネットワークで複数の「看板」を繋ぐことで、この可能性はさらに広がります。
一極管理をすることで、一括で画像を修正したり動画を差し替えたりすることはもちろん、掲示する場所の多様性を視野に入れた上での合理的な情報配信のシステムを構想できるようになるということです。
これは、googleが検索と連動した広告を一括管理することで収入を得たことと同様に、あらたな広告モデル、そしてその広告モデルに合わせたライフスタイルが現れることを暗示していると言えないでしょうか。
デジタルサイネージは、小型カメラによる顔認識機能や、たとえばスイカやケータイやカーナビのGPSなどから得た人々の情報と連動して、その場その場の人の群れに合わせた表示をすることが技術的には可能なので、検索した文字という能動的なアクションを必要とするgoogleのモデルよりも、よりいっそうターゲットとする人々の数は多くなるとも言えると僕は考えています。
デジタルサイネージはまだまだ黎明期にあります。
先進的な事例を本書で確認し、未来のライフスタイル、未来の環境を思い描いてみたいです。

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