読書ガイド「本が好き!」が運営するニュースサイト

献本速報:さよなら駐車妖精 (東京創元社)

さよなら駐車妖精』 (東京創元社)が刊行された。
 
著者のジャスティーン・ラーバレスティアは、オーストリアのヤング・アダルト作家。初長編あたしと魔女の扉で、アンドレ・ノートン賞を受賞したことでも知られている。
 
本作は、架空の世界にある「ニューアバロン・スポーツ高校」に通う少女チャーリーを主人公にした物語。この世界では、誰もが自分だけの「妖精」を持っている。たとえばチャーリーの親友のロウシェルには、「服の買い物にとても役立つ」という妖精がついている。チャーリーはそのことが羨ましくてたまらない。何故なら、チャーリーの妖精は「駐車妖精」、つまり「いつでも必ず駐車スペースを見つけてくる」というもの。免許を持っていないチャーリーには何の役にも立たないのだ。各登場人物ごとに違った個性を持った妖精たちが、ありふれた少年少女の元気いっぱいのドタバタ話を強烈にインパクトのあるものにしている。
本書で特徴的なのは、各章の冒頭に置かれた「罰点の数」「あたしを好きな男の子たち」といった項目。ロールプレイングゲームの「ヒットポイント」「アイテム」のように、物語が進行するのにしたがってこの項目の内容も徐々に変わっていくのが面白い。自分もかつて、なんでもポイントを数えていたなあという不思議な懐かしさが味わえる。
 

 
<<献本のご応募はこちらまで>>

 

コメント

コメントをお寄せください。

コメントの投稿

コメント(必須)