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とれたて!近刊情報(2012年6月22日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

身近な妖怪ハンドブック

北欧モダンハウス~建築家が愛した自邸と別荘』目次あり

国王カロル 対 大天使ミカエル軍団~ルーマニアの政治宗教と政治暴力

映画スターは吸血鬼!?』表紙あり

佐川男子』目次あり

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

ユートピアは死んだ!脳がぐちゃぐちゃになる超絶小説、発売!

さて、ゴースト・オブ・ユートピアは樺山三英の最新作だ。樺山三英は、超絶的な作品を作り出す数少ない作家の一人である。彼は、「小説」あるいは「物語」というものの極限を目指しているとしか思えない。『ゴースト・オブ・ユートピア』は小説でありながら、いわゆる「すじがき」のようなものを抽出することが非常に困難な物語なのだ。
 
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とれたて!近刊情報(2012年6月21日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

中山太郎『日本巫女史

西尾幹二『懐疑の精神』目次あり

虫の卵ハンドブック

食と農の政治経済学~国際フードレジームと階級のダイナミズム

アントワーヌ・ヴォロディーヌ『無力な天使たち

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

現代美術で今一番カッコいい!スキャンダラスな癒し系アーティスト

「現代美術で一番カッコいい作品は何か」という問いかけに対して、ゲルハルト・リヒターの作品を挙げることも、アンディ・ウォーホルの作品を挙げることもできるだろう。でも、とりあえず、「カッコいい」を「クール」というニュアンスで理解するなら、挙げられるアーティストの名前はおそらくデミアン・ハーストになる。
 
デミアン・ハーストは「存命中の美術家」としては最高額で作品が取引される作家だが、そういう背景よりも、巨大なサメやウシをホルマリン漬けにした作品や、ダイヤモンドで飾り立てられた髑髏の作品が知られているだろう。雑誌『美術手帖』は今回、このデミアン・ハーストを特集している。
 
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とれたて!近刊情報(2012年6月20日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

新俳句講座3 俳句史上』目次あり

新俳句講座4 俳句史下』目次あり

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

 
 
 
 
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【本が好き!編集部ナガタのプロフィール】
当「BOOKニュース」を担当している’79年生まれ男性。
アメリカ合衆国コネチカット州生まれ。
その後、札幌・千葉・マニラ・東京・京都を転々。現在は板橋区在住。
フリーター・契約社員・嘱託社員・正社員・無職・結婚・離婚など紆余曲折を経て現職。
百科事典と画集と虫と宇宙が友達です。
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「BOOKニュース」では出版系のイベントからマニアックな新刊情報まで、
本に関する情報を収集して紹介しています。
ユニークな本を出される出版社様、
紹介させていただきたいのでBOOKニュース宛に新刊をぜひ送ってください!
↓宛先はこちら↓
〒333-0834
川口根岸郵便局留
Bookニュース 永田希

twitterアカウント(@honzuki_news)でもときおり呟いております。
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鬱病の「バイオ治療」発展の陰に、社会問題が矮小化される危険性

広島と長崎に原子爆弾が落とされて以降、そして原子力エネルギーを使う現代社会を「核時代」と呼ぶ。バイオ化する社会 「核時代」の生命と身体の著者である粥川準二氏は、もうひとつの「核」の時代が到来していると語る。もうひとつの「核」それは「細胞核」のことだ。
DNAの構造が解明され、それを組み替える技術が発達してきた。生命科学・遺伝子工学といった分子レベルの生物学、バイオテクノロジーの時代だ。生命科学の医療への応用を「バイオ医療」と呼び、体外受精・出生前診断・iPS細胞・MRI・抗鬱剤・鎮痛薬などをこれに含めるものとして考察していく。
 
上記の通り、本書は広範な対象を扱っている。短い時間で簡単に紹介できるものではない。よって、本書のなかで、僕の個人的な関心事である自殺と鬱病について触れている部分に焦点を絞って概説したいと思う。
 
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とれたて!近刊情報(2012年6月19日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

内田樹『ぼくの住まい論

精子提供~父親を知らない子どもたち

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

 
 
 
 
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【本が好き!編集部ナガタのプロフィール】
当「BOOKニュース」を担当している’79年生まれ男性。
アメリカ合衆国コネチカット州生まれ。
その後、札幌・千葉・マニラ・東京・京都を転々。現在は板橋区在住。
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皆川博子またもランクイン、超常現象も話題『今週の書評ランキング』

「本が好き!」の週間人気書評ランキング(6/12~6/18)。
 
今回の第1位は、はにぃさん>による超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか
心理学者でマジシャンでもある著者による「人々の思い込みと体験の裏にある心理の働き」に焦点を絞った本書。「こんなに暴露されてしまったら、怪しげな方々の商売あがったりでは……?」とはにぃさんは心配されていますが、大丈夫、たぶんそれこそ「思い込み」の効果によって、彼らの仕事はなくならないのでしょう(むしろ「大丈夫」じゃない気もしますが……)。
 
第2位は、かもめ通信さん によるあやかしファンタジア (おはなしルネッサンス)
すごいなあ。今回の第1位の『超常現象の科学』と見事に対になる一冊のようです。「どうしてかはわからないのだが、わたしはよく不思議な体験をする。」そんな「わたし」の体験をめぐる短編集がこちら。
「超常現象」的なもののからくりを知った上で、想像力の世界の不気味な楽しさを味わうのが大人なのかも知れません。
 
第3位は、かもめ通信さんの東方綺譚更夜さん男子が同率でランクイン。
『東方綺譚』はフランスの小説家ユルスナールによる、日本・中国・インド・ギリシャ・バルカン半島を舞台にした短篇集。源氏物語を題材にした「源氏の君の最後の恋」、面白そうです。
更夜さんによる『男子』ですが、これは元「男子」としてはちょっと看過できない。「男子は ばかで 無敵で かっこいいです。」と褒めてくださっていますが、かつて百円玉を鼻の穴に詰めて取れなくなってしまったとき、世を儚んで死を決心した幼い日の僕が「かっこいい」なんてことは絶対にありません。でもそういうバカを愛でたい人にはオススメの一冊なのかも。
 
第5位は、はにぃさんによる驚きの介護民俗学 (シリーズ ケアをひらく)。この本、とても気になっていたので書評があがっていてありがたかったです。

 
そして第6位には、なんと今週も双頭のバビロンの書評がランクイン。
実に3週連続、皆川博子さんの作品は開かせていただき光栄ですも3回ランクインしているので、合計で6回目のランクイン。絶大な支持です。

 
 
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とれたて!近刊情報(2012年6月18日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

なぜ男は笙野頼子を畏れるのか』目次あり

世界アニメーション歴史事典

菊と葵 ―後水尾天皇と徳川三代の相克

東京満蒙開拓団

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

痛みや恐怖、生と死に対する想像力の限界に挑む『ハーレムエンド』

「アニメーション」という言葉は、精魂を意味するanimaに由来し、本来的に、命のないものに魂を吹き込むことを指す。チェコに住むシュルレアリストでもあり、高名なストップモーションアニメーションの巨匠でもあるヤンシュワンクマイエルの作品を観ると、まさに「命のないもの」がまるで生きているかのように動く不気味な面白さを楽しむことができる。
 
ところで、日本にはギャルゲーと呼ばれるゲームのジャンルがある。主に男性向けポルノゲームで、複数の女性キャラと関係を結び、エロティックなグラフィックを閲覧することを目的にプレイヤーはゲームを進めていく。一人のヒロインとの関係を関係させてロマンティックなハッピーエンドに落ち着くだけではなく、登場するすべてのヒロインに愛されたまま、ハーレムのような結末が用意されている場合がある。駕籠真太郎の新作のタイトルにあるハーレムエンドはこのような状態を指す。
 
さて、今回紹介する『ハーレムエンド』は、男性に復讐しようとする殺し屋であるヒロインたちと、彼女らを迎え撃つ、とあるアニメプロダクションの戦いを描いた作品だ。
 
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