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とれたて!近刊情報(2012年5月31日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

樺山三英『ゴースト・オブ・ユートピア

津原泰水『ピカルディの薔薇

津原泰水『蘆屋家の崩壊

高田里惠子『女子・結婚・男選び~あるいは〈選ばれ男子〉

遺伝子の不都合な真実~すべての能力は遺伝である

「いかがわしさ」の精神療法

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

特異で華麗な美学の到達点。中村明日美子『ウツボラ』完結

中村明日美子(なかむらあすみこ)の最新作ウツボラが完結した。最終巻となった第二巻には、描き下しエピローグが追加され、完全版というかたちだ。
 
『ウツボラ』は、冒頭で自殺する正体不明の美女と、その「双子の姉」を名乗るもう一人の美女、そしてこの二人に幻影のようにつきまとわれる往年の男性人気作家、この三人を中心に描かれる物語。この三人に、作家の担当編集者、作家の姪、そしてこの作家の旧友でもあるもうひとりの作家、自殺事件を追う二人の刑事たちが登場し、自殺事件の真相と、作中作でもある『ウツボラ』の「本当の作者が誰なのか」という問題をめぐって錯綜する。
 

 

  

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とれたて!近刊情報(2012年5月30日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

田んぼの生き物400

ヨーロッパ統合とフランス~偉大さを求めた1世紀

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

食と戦争に切り込む『ナチスのキッチン』トークイベントも開催(5/31)

「腹が減っては戦はできぬ」。僕は食道楽で、三食のうち一回が欠けただけで心身ともに激しく機能低下するので、毎日のようにこのことわざを脳裏によぎらせています。「戦争」という状態から遠く隔たった現代日本に暮らしていると、「戦」は、仕事や生活のなかのちょっとした勝負事の喩えとして感じられます。
しかし、過去に目を向けてみれば、富国強兵政策の時代、日本を始めとした近代化に邁進する各国で、食の充実は国民の身体の充実を意味し、それが国民を総動員する「総力戦」を見越したものだったこともあり、このことわざから血なまぐさいニュアンスを嗅ぎ取ることができるでしょう。
また未来には、人類の人口が爆発的な増加を続けていることから、地球上のあらゆる地域において食糧危機が無視できない問題になりつつあることも予測されています。国際的に食糧供給の主導権を握ることは、今でも政治的な緊張をもたらす重要な関心事なのです。
 
そんな「食」と「戦争」の両方を視野に入れた書籍が近日刊行予定です。その名もナチスのキッチン 料理とテクノロジーの環境史。著者は「食の思想史」「トラクターと化学肥料の農業技術史」などを研究テーマに掲げ、第一次世界大戦期のドイツの食糧問題、ナチス時代のドイツの農民生活、大日本帝国時代の水稲品種などを研究してきた藤原辰史氏。今回、この本の出版を記念して、ジュンク堂書店池袋本店では藤原氏のトークイベントが開催されます。
 
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とれたて!近刊情報(2012年5月29日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

ザ・トート・タロット』表紙・目次あり

(仮)社会を生きていく発達障害』目次あり

中世石塔の考古学~五輪塔・宝篋印塔の形式・編年と分布』目次あり

北から生まれた中世日本』目次あり

京都妖界案内

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

神隠し、すき焼き、ラジオ、独裁者。人気書評ランキング

「本が好き!」の週間人気書評ランキング(5/22~5/28)。
 
今回の第1位は、風竜胆さん神隠しと日本人
得票数40と、歴代人気書評の週間得票数の最高記録を大きく更新しました。ちなみに過去最高だったのは、今年の2月28日から3月5日までの間のランキングで31票を獲得していた、はにぃさんによる子供の名前が危ないでした。
風竜胆さんの今回の書評、高得票数も納得の刺激的な内容です。
 
第2位は、はにぃさんによるすき焼き SUKIYAKI
今回1位になった風竜胆さんの上掲の書評も刺激的ですが、はにぃさんのこの書評も素晴らしいです。食いしん坊としては居ても立ってもいられずウズウズしてきてしまう内容。美しいフルカラーの写真満載ということで、これは是非手にとってみたいと思わされました。
 
第3位は、ポチいぬさんによるロスト・シティ・レディオ
この本は、以前にかもめ通信さんの書評が週間ランキングで1位になったことがあります。
ポチいぬさんの、お祖母様から聞いた話に結び付けられた書評を読んで、胸が締め付けられるような気持ちになりました。
 
第4位はhit4papaさんによる独裁者の妻たち
スターリンやムッソリーニ、フランコ将軍、毛沢東、といった錚々たる「独裁者」たちの妻や愛人たちを追った一冊。これは面白そう。
 
 
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とれたて!近刊情報(2012年5月28日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

少年ジャンプ勝利学

自分を育てる敵のつくり方

スーパー戦隊戦士列伝 赤の伝説

正義という名の洗脳

ウルトラマンは現代日本を救えるか

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

萩尾望都対談集第2弾。吉本隆明、野田秀樹…伊藤理佐とは下ネタで!

この春に少女漫画家として初の紫綬褒章を受賞した萩尾望都。手塚治虫・松本零士・寺山修司・小松左京といった錚々たる面々との貴重な対談をまとめた初の対談集マンガのあなた SFのわたし 萩尾望都・対談集 1970年代編の刊行がまだ記憶に新しいが、その第二弾となるコトバのあなた マンガのわたし 萩尾望都・対談集 1980年代編が先日刊行された。
 
今回の対談集も非常に豪華な面子だ。
「戦後思想界の巨人」と呼ばれた評論家の吉本隆明、人気劇作家の野田秀樹、百億の昼と千億の夜の光瀬龍、碩学の独文学者として知られる種村季弘、ソルジェニーツィンなどの翻訳を手掛けた名翻訳家の小笠原豊樹、幻詩狩りで日本SF大賞を受賞した作家の川又千秋。本書にはさらに特別対談として、漫画家の伊藤理佐との語り下ろし対談、そして萩尾自身のエッセイ「ブラッドベリ体験」が収められている。
 
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とれたて!近刊情報(2012年5月25日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

ハイエク『貨幣論集

美と深層心理学

辞書の鬼~明治人・入江祝衛

近代中国と広域市場圏~海関統計によるマクロ的アプローチ』目次あり

社会技術論~問題解決策のデザイン

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

天皇の朝ごはんはバケツリレー式だった!『宮中のシェフ、鶴をさばく』

先日、面白い料理関係本が刊行された。宮中のシェフ、鶴をさばく: 江戸時代の朝廷と庖丁道だ。
 
本書は、江戸時代に天皇が食べる料理を担当した料理人たちが確立した「庖丁道」なるものが何なのかを追った一冊。
たとえば、タイトルにもある鶴。鶴が絶滅に瀕し、保護の対象とされている現代、鶴料理はほとんど食べることはできない。鶴料理は江戸時代でも非常に高価なものだった。それだけに、将軍家や大名家では贈答や饗応に利用されたという。江戸時代には、将軍が鶴を捕らえ、天皇に献上したことがあった。
 
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