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とれたて!近刊情報(2012年4月20日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

閃く脳の作り方~飛躍を起こすのに必要な11のこと』表紙・目次あり

ビジュアル 歯周病を科学する

ライアー 〜嘘の箱庭〜

北朝鮮で考えたこと

サバイバルガイド 恐竜~先史時代の世界を生きぬく。

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

芸術って何なのさ!謎な絵と向きあうために。『イメージの前で』

「芸術」の耐え難い胡散臭さについて誰か僕と語り合いませんか。
僕は先日、国立近代美術館でやってるジャクソン・ポロック展に行きましたけど、なんであんなのが芸術なんでしょうかね。かなりショボい作品がけっこうあったように見受けられましたけど。あれらの絵を燃やしてしまったりすると、きっととんでもない金額を弁償しなければならなくなるはずです。何でなんですかね?
 
何でなのでしょうか。それはポロックの絵は「美術史上重要だから」。ポロックの絵は史上最高額で取引される超重要作品なんです。ではその美術史って何なんだ、と。疑問に思うのは当然でしょう。そこで先日邦訳が刊行されたジョルジュ・ディディ=ユベルマンという人のイメージの前で: 美術史の目的への問い (叢書・ウニベルシタス)。難しい本ですが、この「美術史って何なのか」という問いに取り組んだものです。
 
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とれたて!近刊情報(2012年4月19日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

〈少女マンガ〉ワンダーランド』目次あり

神童機操DT-O phase02

エグゼクティブ・ボディ・チューニング  脳より身体を磨く人が成功する』目次あり

死後の世界を巡る! 地獄冥界巡礼

はじめての宋詩』目次あり

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

萌え×クトゥルーの新たな代表作『ニャル子さん』漫画版もオススメ

昨日の記事ラノベを徹底的に分析するための着眼点「オタクの4大ニーズ」とは?が、当Bookニュース史上最高のアクセス数を集めたので、今日は当初予定していたジョルジュ・ディディ=ユベルマンの美術史批判の人文書イメージの前でと入れ替えで、ライトノベル発のアニメ化で新たなヒットになりそうな作品這いよれ!ニャル子さんを紹介したいと思います。
 
……と言っても今回紹介するのは、アニメでも原作のライトノベルでもなくそのコミカライズ作品
 
這いよれ!ニャル子さん (続きを読む…)

ラノベを徹底的に分析するための着眼点「オタクの4大ニーズ」とは?

とうとうベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略が刊行された。ライトノベル編集者だった著者が、「より多くの読者満足が実現できるものが正しく、その設計に失敗しているものは間違っているというスタンス」に立ってライトノベルを分析した一冊。対象になるのは、Amazonの「ライトノベル」カテゴリで歴代1位になった作品群だ。ビジネス書に出てくるようなフレームワークを使っているのが特徴的。
 
徹底して淡々と綴られる本文は、もはや「新しい文芸批評のかたち」だと言っていいだろう。データに裏打ちされた明快な作品評価、ハッキリとした枠組みに基づく分析は、ライトノベル以外のジャンルにも今後広まっていって欲しいスタイルだと思う。
評論家として高名な東浩紀氏がオタク向けコンテンツを分析した動物化するポストモダン オタクから見た日本社会ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2について、「ライトノベルのメインストリームにある作品の何がおもしろいのか、どこがすごいのかを解説するには、残念ながら役に立たない」「2012年のオタクの心をつかむキャラクターについて言語化できない」と批判する。本書の特徴的な着眼点は「オタクの四大ニーズ」。この「四大ニーズ」にどのように応えているのかという枠組みで、ベストセラー・ライトノベルが分析されていく。
 
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とれたて!近刊情報(2012年4月17日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

ビッチの触り方

美少女と一緒にゲームを作ったら死ぬほど楽しいに違いない

エルシャダイ原作小説

21世紀の世界文学30冊を読む

茶碗と茶室

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

今回はいつも以上にバラエティ豊か。先週の人気書評ランキング

「本が好き!」の週間人気書評ランキング(4/10~4/16)。
 
第1位は今回もかもめ通信さん。書評した本は蝋人形館の殺人 (創元推理文庫)
かもめ通信さんは、『パタリロ!』の人気キャラクター「バンコラン少佐」の名前の由来にもなった探偵(予審判事)アンリ・バンコランにフォーカス。やっぱりキザなキャラクターは素敵ですよね。
 
第2位はノッポのギタリストさんによる私とあなたここに生まれて
ノッポのギタリストさん、今回はミステリではなく和合亮一氏の詩集を書評。詩集の著者である和合亮一氏は、東日本大震災直後に現場からtwitterで「詩の礫」を展開して知られることになった福島市在住の詩人。「一篇の詩を読むときーわたしたちは、そこに作者自身の生活背景や時代、嗜好、苦悩……さらには思想までも感知し、読み取ることもできる」という胸に迫る書評です。
 
3位は風竜胆さん〈変態〉の時代 講談社現代新書
日本政治思想史を専門とする研究者が「変態」という言葉の時代的変遷をたどり、大正から昭和までの日本の知的状況を探る一冊。かつて「変態こそトレンディ、最先端だった時代」があったという衝撃の事実を教えてくれます。僕はなんだか感動しました。 (続きを読む…)

とれたて!近刊情報(2012年4月16日)

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

「八紘」とは何か』目次あり

石川 九楊『説き語り 中国書史

未完のファシズム~「持たざる国」日本の運命

みつけて!! ジュエルペット

昭和幻風景』表紙画像あり

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

美しい自然と朗らかな人たちを描いたバンドデシネの傑作『ムチャチョ』

ムチャチョ ある少年の革命という海外コミックが刊行された。「坊や」を意味するこのタイトルだけ見るとあまり面白くなさそうなのだが、さすがユーロマンガ・コレクション。透明感豊かに、鮮やかな色彩で描かれたフルカラー作品。一筋縄ではいかない深みのある物語だった。
 
本作は、ヨーロッパコミックの大御所エンキ・ビラルの代表作MONSTER モンスター〔完全版〕に続く「ユーロマンガ・コレクション」第二弾。エンキ・ビラルが、先日他界して話題になったメビウスと並び称されるビッグネームだったことを考えると、今度の『ムチャチョ』の作者エマニュエル・ルパーシュの知名度はとても低い。ルパーシュ氏はヨーロッパコミック界では新しい世代を代表する存在として評価が確立されつつあるのだが、本作を読むとそれが納得できるだろう。
 
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