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今の日本が似ているのは戦中、戦後?『線量計と機関銃』トークショー

昨日は、東京大学駒場キャンパスで開催された、麻木久仁子×片山杜秀トークショーに行ってきました。
 
片山杜秀さんの近著線量計と機関銃の刊行を記念した、「年忘れ時事放談」と題されたこのトークショー。僕は少し遅れて到着しましたが、現代の世相を鋭く見つめながら、終始朗らかな、少し変わった雰囲気が会場に満ちていました。
 
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残念!ノーベル賞をとれなかった作品たち。紀伊國屋書店のフェアの棚をまとめました

紀伊國屋書店・新宿本店の2F催事コーナーで開催中の「なんでノーベル文学賞とれなかったの?! ―世界をとりこにした67人の作家たち―」を取材してきました。
 
とりあえず、もう作家が死んでしまって賞を受賞することができなくなってしまった人たちの作品を50冊あつめてみました。
岩波書店・光文社・新潮社がさすがに強い。
(なお、当情報は2012/11/6のものです。) (続きを読む…)

今はなき共産国「東ドイツ」を振り返るイベントに行って来ました!

えっ、いや、東ドイツとか全然きょうみないし。という気持ち、よくわかります。僕も正直、あんまり興味がありませんでした。
 
東ドイツ、それは意外にも話題の宝庫なのですが、それはさておき、その東ドイツの文化を振り返ることをテーマにしたトークイベント『見せドイツ』が7/6、阿佐ケ谷にあるロフトAで開催されました。そのメンツが凄いのでまずはそのメンツから紹介したいと思います。
まずはなんと言っても、ドイツ文化の研究者で『ニセドイツ』全3巻を完結させた伸井太一氏。そして何故かラーメンと愛国自分探しが止まらない』『ケータイ小説的。–“再ヤンキー化”時代の少女たちそして団地団などで活躍している速水健朗氏、先日刊行されるや話題を呼んだナチスのキッチンの藤原辰史氏、世界軍歌全集の辻田真佐憲氏といった多彩な面々が集結。司会は『ニセドイツ』の編集を担当されたハマザキカクさん。
 
イベントは、タイトルのとおり、もっぱら東ドイツの文物についての紹介、それらについてのおもしろエピソードの開陳、という流れで、博覧強記の皆さんによる面白トークが炸裂していました。
 

    

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食と戦争に切り込む『ナチスのキッチン』トークイベントも開催(5/31)

「腹が減っては戦はできぬ」。僕は食道楽で、三食のうち一回が欠けただけで心身ともに激しく機能低下するので、毎日のようにこのことわざを脳裏によぎらせています。「戦争」という状態から遠く隔たった現代日本に暮らしていると、「戦」は、仕事や生活のなかのちょっとした勝負事の喩えとして感じられます。
しかし、過去に目を向けてみれば、富国強兵政策の時代、日本を始めとした近代化に邁進する各国で、食の充実は国民の身体の充実を意味し、それが国民を総動員する「総力戦」を見越したものだったこともあり、このことわざから血なまぐさいニュアンスを嗅ぎ取ることができるでしょう。
また未来には、人類の人口が爆発的な増加を続けていることから、地球上のあらゆる地域において食糧危機が無視できない問題になりつつあることも予測されています。国際的に食糧供給の主導権を握ることは、今でも政治的な緊張をもたらす重要な関心事なのです。
 
そんな「食」と「戦争」の両方を視野に入れた書籍が近日刊行予定です。その名もナチスのキッチン 料理とテクノロジーの環境史。著者は「食の思想史」「トラクターと化学肥料の農業技術史」などを研究テーマに掲げ、第一次世界大戦期のドイツの食糧問題、ナチス時代のドイツの農民生活、大日本帝国時代の水稲品種などを研究してきた藤原辰史氏。今回、この本の出版を記念して、ジュンク堂書店池袋本店では藤原氏のトークイベントが開催されます。
 
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『愛人/ラマン』の作家デュラスの難解な映画作品をまとめて上映

1914年にベトナムに生まれ、70歳で執筆した自伝的小説愛人/ラマンが世界的ベストセラーになり映画化もされたフランス人作家マルグリット・デュラス。現代フランスを代表する小説家であるデュラスは、同時に映画作家としても実験的な試みを繰り返してきた。
 
アテネ・フランセでは、2月17日から「特集:映画作家マルグリット・デュラス」と題してデュラスの映画をまとめて上映する。映画作家の諏訪敦彦氏、人文学研究者の岡村民夫氏、映画批評家の吉田広明氏によるトーク・講演も併せておこなわれる予定。
 
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映画館で開催!ウルトラ・ヴィジュアル編集講座『はじめての編集』

「自分の理想の本を作ってみたい!」という思いを、本が好きな人なら一度は心に宿したことがあるでしょう。実際に本を作ることがなくても、日々の暮らしの中で「これって本の編集に似てる?」とふと感じたりしたことはありませんか。
 
情報化社会に対して哲学的に向き合う松岡正剛氏の「編集工学」を持ち出すまでもなく、「編集」という行為は現代の多くの人々にとってかつてなく身近なものとなっています。たとえば会社員の多くが日常的にやりとりしている電子メールの文面をコピー&ペーストや、巷に溢れる音楽で使われているサンプリングなども、広い意味で「編集」に該当するものになります。
 

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デザイン史に残る超豪華本の数々。ブックデザインの巨匠、杉浦康平展

とある才気溢れる若いデザイナーと大型書店に行ったとき、杉浦康平氏の著書を手にとって「これに匹敵する仕事をするためにはどうしたらいいのか…」と殆ど絶望的な表情で呟いていたことを思い出します。
 
杉浦康平氏は1950年代から活躍しているグラフィックデザイナー。文化出版局の季刊『銀花』や工作舎『遊』の表紙などを始め多くのブックデザインを手掛け、文化庁芸術選奨新人賞、毎日芸術賞など受賞多数、そして1997年には紫綬褒章を授章。その杉浦氏の仕事を紹介する企画展が2箇所で行われています
 
ひとつはギンザ・グラフィック・ギャラリーの『マンダラ発光』。もうひとつが武蔵野美術大学の美術館・図書館で開催されている『脈動する本―デザインの手法と哲学』。
 

マンダラ発光  脈動する本

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シンポジウム「“展覧会カタログ”を斬る」開催(国立新美術館)

いわゆる書籍ではないものの、「本」という形で本好きの心を掴んで話さない「展覧会カタログ」。
展覧会カタログは、単なる画集ではなく展覧会へ足を運んだ思い出も想起させる不思議な存在です。
多様化する美術と、美術をめぐる言説の、時代ごとの切り口が見出せる展覧会カタログは、収録されている美術作品に負けない装丁や造本がされていることも珍しくありません。
 
美術に関する情報や資料の収集・調査研究・公開・提供を事業の柱のひとつとして掲げている国立新美術館は、昨年度から美術資料に関するシンポジウムを開催しています。
昨年度は美術雑誌をテーマとした連続講演会を行い、今年度は新美術館所蔵の約8万冊にのぼる展覧会カタログに焦点をあて「“展覧会カタログ”を斬る」と題したシンポジウムを行う、とのこと。
 
展覧会カタログの愉しみ / 今橋映子
今橋映子『展覧会カタログの愉しみ
 
美術家書誌の書誌 雪舟から束芋、ヴァン・エイクからイ・ブルまで / 中島理壽
中島理壽美術家書誌の書誌 雪舟から束芋、ヴァン・エイクからイ・ブルまで
 
ゴダール マネ フーコー―思考と感性とをめぐる断片的な考察 / 蓮實重彦
蓮實重彦ゴダール マネ フーコー―思考と感性とをめぐる断片的な考察
※造本装幀:近藤一弥 (続きを読む…)

高山宏氏『新人文感覚』全2巻完結記念イベント「知の風神・学の雷神 脳にいい人文学」開催

「食事中に蘊蓄を語ると罰金100円払う」というルールのある家庭があるらしい。蘊蓄は無粋なものとして、あたかもシモの話のような扱いを受け、ときとして排斥すらされる恐れがあるようです。
高山宏氏の語る、古今東西まさに縦横無尽の蘊蓄の嵐は、ただの蘊蓄とは大違いで、何故か飄々とした粋を感じさせるもの。
さすがに「学魔」と呼ばれる域に達した人の話芸は尋常ではないと思わされます。
 
そんな高山氏の最新刊となる『新人文感覚』全2巻の完結を記念して、羽鳥書店紀伊國屋書店の共催でトークイベントが開催されます。
 
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日  時|2011年11月12日(土) 19:00開演(18:30開場)
会  場|紀伊國屋サザンシアター(紀伊國屋書店新宿南店7F)
※同時開催:【紀伊國屋画廊】 高山宏 「学問はアルス・コンビナトリアというアート」展 (2011年11月10日~15日)
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詳しくは紀伊國屋書店お知らせページへ。
 
高山宏『新人文感覚1 風神の袋
風神の袋 書影
 
【関連リンク】
-CHUNICHI BOOK WEB-中日新聞・東京新聞に掲載された書評 話題の書籍を斬る!
 『 新人文感覚1 風神の袋 』 高山 宏 知の境界超える類推の魔術

S.キングダーク・タワーの訳者で、きみがアリスで、ぼくがピーター・パンだったころの著者の風間賢二氏による書評。巻末の「訳者あとがき」はアメリカでのゾンビブームの紹介にもなっていて面白いです。
 
・【新刊】ウォーキング・デッド飛鳥新社 – 本が好き! Book ニュース
風間賢二氏が翻訳を手掛けている。
 
ブックワーム特集 – 本が好き! Book ニュース
クジラ解体春風社 – 本が好き! Book ニュース

東京堂書店で「ハロウィン企画 東京堂納涼ゾンビ祭フェア」開催

東京堂書店(http://tokyodoshoten.co.jp/)神田神保町店3階で、小説からハイチのブードゥー教に関する書籍まで取り揃えた「東京堂納涼ゾンビ祭」を開催している。
 
最近公開された映画『SUPER8』でも劇中劇でゾンビ映画の撮影が重要なシーンとなっていたり、ゲームでも『バイオハザード』『デッドライジング』のように一般にもポップなアイコンとして浸透した生ける屍・ゾンビ。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ゾンビランド』のようにコメディ分野としても快作があらわれるなど、ジャンル自体が成熟しつつあるとも言われる中で、この状況をどう総括するのか。

【関連リンク】
ウォーキング・デッド 飛鳥新社 – 本が好き! Book ニュース
ゾンビ映画大マガジン洋泉社 ? 本が好き! Book ニュース
ぼくのゾンビ・ライフ(太田出版)-映画化決定!スカーレット・ヨハンソン出演との噂もあり ? 本が好き! Book ニュース
ゾンビの作法 もしもゾンビになったら太田出版  本が好き! Book ニュース
GHOST WORLD 日本語版 第二版 本が好き! Book ニュース
トーキングヘッズ叢書(TH Series) No.47 「人間モドキ~半分人間の解剖学」書苑新社 本が好き! Book ニュース
映画秘宝EX 映画の必修科目01 仰天カルト・ムービー100洋泉社 本が好き! Book ニュース