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献本速報:我ニ救国ノ策アリ(幻冬舎)

我ニ救国ノ策アリ 佐久間象山向天記』 (幻冬舎)が刊行された。

 
激動の幕末、あの勝海舟や吉田松陰らに深い影響を与えた男がいた。その名は佐久間象山。

 
歴史の改変期にあって、地位や名誉を気にせず、新しい時代を見据えた思想に基づいて行動する人間だったという。その佐久間の、当時としては突飛な言動、また現代においても魅力的に映るであろう人柄を描いたのが本書。
 
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献本速報:上野千鶴子×湯山玲子『快楽上等!』 (幻冬舎)

上野千鶴子×湯山玲子『快楽上等!』 (幻冬舎)が刊行された。
日本の女性学・ジェンダー研究のパイオニアであり、論客として知られる上野千鶴子と、自ら寿司を握る「美人寿司」のパフォーマンスで活躍し、女ひとり寿司などの著書もある湯山玲子の対談。
 
湯山のテーマである「快楽」を中心に、上野のいう「幸福」や「自由」を巡って、3.11のときの避難から、政治や少女漫画、2人が育ったそれぞれの家庭、そして仕事、遊び、恋愛、性欲、加齢、音楽など、2人の話題は多岐にわたる。2人が折にふれて勝間和代に言及するのが興味深かった。
 

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献本速報:社長業のオキテ (幻冬舎)

社長業のオキテ ゲームクリエーターが遭遇した会社経営の現実と対策』 (幻冬舎)が刊行された。
ゲーム好きならその名を知るであろう『ザ・タワー』『シーマン』といった名作を世に送り出してきたゲームクリエーターであり、自身が起こした会社の経営者でもある、斎藤由多加氏による異色の自伝的ビジネス・エンターテイメント。
 
この本にはまさに、きれい事ではない中小企業の社長業のリアルが込められている。いつかは起業して一旗揚げたいと思っている人から、既に経営者として日々の業務に四苦八苦している人まで、必ずや大きな示唆と共感、そして勇気を与えられるであろう一冊。
 
さすがにエンターテイメント業界で長らく活躍してきた著者のこと、シニカルな笑いを随所にちりばめた、楽しい読み物としても一級品に仕上げている。
 

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献本速報:時限の幻 (幻冬舎)

時限の幻 』 (幻冬舎)が刊行された。
 
奥州の伊達家と、会津の蘆名家、この2大名の闘いを「外交」というテーマを中心に描いた歴史小説。名君として日本史に名を残す伊達政宗と、その父・輝宗。好敵手となるのは蘆名家が誇る「外交の達人」金上盛備。織田信長が覇権を握ろうとする戦国時代最末期に、奥州の覇権を懸けてで繰り広げられた白熱の外交戦を、活き活きとした名将たちの姿のもとに描く。
 
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献本速報:盗まれた顔 (幻冬舎)

盗まれた顔』 (幻冬舎)が刊行された。
 
繁華街を行き交う人の顔を日々見つめ続け、その中から指名手配犯を見つけ出す「見当たり捜査」のベテラン刑事。その刑事が、ある時をさかいに「見つけられる側」にさせられてしまうという異色の刑事小説。大都市に遍在する「視線」を可視化したかのような緊迫感が独特。1985年生まれ、『黒冷水』で文藝賞を受賞、『走ル』『ミート・ザ・ビート』で芥川賞候補にもなった羽田圭介による書き下ろし作品。
 
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献本速報:月に歪む夜 (創元推理文庫)

ダイアン・ジェーンズ『月に歪む夜 』 (創元推理文庫)が刊行された。
 
「50代の主人公ケイトが、自分が若かったころに起きた出来事を回想する」という形式で描かれるミステリ作品。現代と過去が交錯しながら、かつてケイトが過ごした「あの夏」の出来事に何があったのかが語られていく。
 
若かりし日のケイトは、両家の子女であったが、開放的な1970年代の雰囲気のなかでボーイフレンドと奔放なひと夏を過ごす。そこに魅力的な娘が現れて、やがて悲劇が起こる。生き延びたケイトにのしかかる、「あの夏」の悲劇に秘められた重さが、なんとも言えない読後感を残す。
 
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献本速報:エラリー・クイーン『フランス白粉の謎』【新訳版】 (創元推理文庫)

エラリー・クイーン『フランス白粉の謎【新訳版】』 (創元推理文庫)が刊行された。
 
ミステリ史上に名を残す巨匠エラリー・クイーンの地位を不動のものとした“国名シリーズ”第二作。
舞台は、ニューヨークにある高級デパート。デパートの取締役会長の後妻が殺され、その遺体がショウ・ウィンドウから転がり出てくるという衝撃的な事件が発生する。不特定多数が行き交うデパートで起きた殺人事件は、解決不能かと思われるが、名探偵エラリー・クイーンがその謎の真相を鮮やかに解き明かす。
 
ダネイとリーという従兄弟同士の2人による共同のペンネーム「エラリー・クイーン」。本作には、このペンネームと同名の探偵が登場する。傑作として、「本格ミステリ」というジャンルへの入門によく読まれていたという本書。この作品を執筆した時、エラリー・クイーンを名乗る2人はまだ25歳の若さだったとのこと。

 
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献本速報:俳優パズル (創元推理文庫)

俳優パズル 』 (創元推理文庫)が刊行された。
 
イギリスのミステリ作家パトリック・クェンティンによる「パズル・シリーズ」の中でも傑作と名高い本作。劇場を舞台に繰り広げられる「劇場ミステリ」の逸品としても評価されている。

 
主人公であり探偵役もつとめる演劇プロデューサーのピーター・ダルースは、前作迷走パズルでアルコール依存症を脱し、本作ではハリウッドへの返り咲きを狙う。そこで、新人脚本家の作品を上演しようとするのだが、上演場所として指定されたのは不吉な噂のたえない劇場だった。
この呪われた劇場を前に、役者たちは怖じけついてしまう。しかもまた、この役者たちが奇人・変人揃いで、ダルースやそのスポンサーのレンツ博士は大弱り。
果たして劇は無事に上演されるのか?呪われた劇場の謎は解けるのか?
 
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献本速報:『アナスタシア ~響きわたるシベリア杉 シリーズ1~』

アナスタシア ~響きわたるシベリア杉 シリーズ1~』(ナチュラルスピリット)が刊行された。
 
精神世界・不食・波動・高次元医療・東洋医学といったテーマに関心のある人に向けた書籍。
著者は、シベリアのタイガ(ロシア語でシベリア地方の針葉樹林のこと)を旅しているときに少女アナスタシアと出会う。本書は、アナスタシアの実践する生き方と思想を紹介するものだ。
 
アナスタシアは行き過ぎた技術優先の現代文明がもたらす弊害を悲観し、彼女の言う宇宙の本質に従い、地球と調和して生きることを訴える。著者は、アナスタシアに様々な疑問を投げかけ、現代人のライフスタイルについて語り合う。
 
解説のきくちゆみ氏が書いているとおり「本書の内容が事実かフィクションか」という議論はありうるが、きくち氏は「本書が伝えるメッセージは、それが事実か否かにかかわらず、けっして色あせることがない」と述べている。そこは個々の読者の感性に委ねられるところだろう。
 

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アナスタシア
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献本速報:『産めないから、もらっちゃった!』(メタモル出版)

産めないから、もらっちゃった!』(メタモル出版)が刊行された。
 
「特別養子縁組」制度により、血の繋がらない子を「もらった」著者の子育て奮闘記。24歳までしっかりと娘さんを育てられた著者が直面した、偏見や葛藤も赤裸々に描いた内容。進学や反抗期、夫の単身赴任や夫の両親との関係など、多くの家庭に共通する問題が、爽やかでとても読みやすい文体で紹介されていく。読んでいて、自分の母親も似たようなことを考えていたのかもしれない、と思わず目頭が熱くなります。
また「この本を読んでくださったみなさんへ」と題された、娘さん(アンさん)からの手紙も掲載。「養子だから不幸だと思ったことは一度もなく」「こんな普通の親子がいることを知って、世間の養子に対するイメージが少しでも変わればいいなと思っています」と書かれてあります。
 
資料として「特別養子縁組の現状と手続き」という項目もあるので、実際の状況を客観的なデータで手軽に捉えることもできます。
 

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