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幼女を誘拐し父親になったロリコン。精神をエグるテーマは犯罪×家族

ヤバい作家小路啓之が「小児性欲者が誘拐した子供を育てる」という危険すぎるテーマを描いた問題作ごっこ
 
とてもそんな強烈な設定で描かれているとは思えない儚げな表紙で、最終巻となる第三巻が刊行されました。今回は、読者の誰もが固唾を飲んで見守っていたに違いないこの物語をとりあげます。
 
文章は、フリーライターのたまごまごさんにお願いしました。「犯罪」と「家族」という、一見したところとても相容れないテーマを組み合わせた傑作『ごっこ』を読み解きます。
 
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文学フリマに行ってきました!戦利品26誌レポート

第15回文学フリマに行って来ましたので、とりいそぎお買い物レポートを。「買い過ぎてしまった…」という後悔と、「チェックしきれないサークルがいっぱいある…」という後悔とともに、「楽しい本をたくさん買えた」という満足感もあって不思議な気持ちです。
 
販売開始後3分で売り切れたという布製表紙の同人誌Rhetoricaの手作り感とか、初めて寄ったブースの作家さんにいろいろお話を伺えたりとか、本の即売会なのに「ライブ感」があって楽しかったです。コミケやコミティア(今回は文学フリマと日程が重なってしまって行けなかったのですが)にも同じライブ感があるのですが、相対的に規模が小さい文学フリマでは比較的落ち着いて楽しめるので、そこが好きですね。
 
ではさっそくレポートです。まずはあらかじめチェックしていた同人誌。
ねとぽよ 女の子WEB号は次の写真に)

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文学フリマ、今週末開催。注目のサークルはこれだ!

11月18日は第15回文学フリマです。個人的にチェックしたいリストを作っていたのですが、せっかくなので記事にして共有しようと思います。ちなみに僕が参加している同人誌もありますよ!
 
まずなんといっても表紙が美しいProject:AMNIS。先日Bookニュースでも取り上げたユリイカのジョン・ケージ特集に論考を書いていた仲山ひふみさんも寄稿しています。
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FSSを語れない人は不幸、語れる人は異常?ユリイカで永野護特集

ナガタが心酔する執筆者に寄稿していただく企画の第二弾は、先日発売されたユリイカ増刊号 特集:永野護で御大・永野護へのインタビューなど、編集者なみに仕事をしまくった飯田一史さん。
飯田さんはベストセラー・ライトノベルのしくみで産業との結びつきに焦点を当ててライトノベルを読み解き、データを重視した仕事をたくさんこなしている人物です。
作家の高遠るいさんとともに「日本オタク大賞」にも登壇されるとのこと。
 
「今このときまで永野護ファンにならなかったお前にこの楽しみは渡さない!」と繰り返す、挑戦的な内容になりました。
これ大丈夫なのかなあ(笑)
 
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残念!ノーベル賞をとれなかった作品たち。紀伊國屋書店のフェアの棚をまとめました

紀伊國屋書店・新宿本店の2F催事コーナーで開催中の「なんでノーベル文学賞とれなかったの?! ―世界をとりこにした67人の作家たち―」を取材してきました。
 
とりあえず、もう作家が死んでしまって賞を受賞することができなくなってしまった人たちの作品を50冊あつめてみました。
岩波書店・光文社・新潮社がさすがに強い。
(なお、当情報は2012/11/6のものです。) (続きを読む…)

そして今日も、少年少女はマンガの中で殺しあう。それは何故なのか。

当「本が好き! BOOKニュース」は、よりヤバい本を紹介していくため現在リニューアル中です。このプロジェクトの一環として、今回からナガタが一方的に心酔する執筆者の皆さんに寄稿していただくことになりました。
 
第一弾は、フリーライターとして活躍している「たまごまご」さん。
「殺しあう少年少女」をテーマに、様々な作品を取り上げていただきました。
思春期の苦悩、暴力のエロティシズム、逆説的な生命の賛歌といった、扱いにくいテーマに正面から向き合った興味深い内容です。個人的には『ストロボ』と『シンシア・ザ・ミッション』が挙げられているのが嬉しい。なお、たまごまごさんには、今後も原稿をお願いする予定なので、ファンの人は今後もBOOKニュースをチェックしてね!
 
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市川春子、初連載はSF!『宝石の国』(記事内にカラーイラストあり)

ちょっと変わったマンガを読む人たちの間では、既にかなり話題になっていた市川春子。短篇集虫と歌』『25時のバカンスは、円城塔のような絶妙の不思議さを漂わせる綺想、高野文子のような異様なほど淡々とした描写、ふんだんにちりばめられた澁澤龍彦のような博物学的モチーフなど、変なモノ好きな人が喜びそうなものがすべて詰め込まれた、遊園地のような作品群だ。
 
その市川春子が、月刊「アフタヌーン」で初の長編作品の連載を開始した。タイトルは「宝石の国」。じかに触れられるとすぐに粉々に砕け散ってしまうため「何の役にも立たない」という運命を負ったキャラクターを主人公に、壮大な宇宙戦争を思わせる不穏な空気が漂う世界を描いたSF作品だ。
 
月刊「アフタヌーン」 (続きを読む…)

なぜか少女とキノコを並べて見せる奇妙な図鑑『少女系きのこ図鑑』

最近、巷では「きのこ」がブームである。これは今年生誕100周年を迎えたアメリカの現代音楽家ジョン・ケージが、大のきのこ好きだったことと関係あるだろう。さて一般には、野に咲く花のようにひなたの存在でないきのこは、文字通りの日陰者とみなされがちである。しかしそのジメジメしつつも美しく興味深い姿に惹かれる人は多い。
 
そういった独特の角度から「きのこ文学」を研究している写真家・評論家の飯沢耕太郎が監修した、奇妙なイラスト集が刊行された。その名も少女系きのこ図鑑。イラストは、玉木えみさんという実に可愛い絵を描くイラストレーターが手掛けており、1ページごとにだいたい1種のきのこと、そのきのこをイメージした少女が描かれている。
 
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とれたて!近刊情報(11月6日)『永井豪画集』ほか

本日とれたての近刊情報から、ナガタが気になったタイトルをピックアップしてお届けします。
 

石井ゆかり『夢を読む

よしながふみ『大奥 9

永井豪画集

幼軍隊

[決定版]世界の特殊部隊100

中東・アフリカ

 
本が好き!らぼ「近刊情報サーチ」新着情報一覧より。

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「シュール」にトコトン迫る。岩波書店『思想』シュルレアリスム特集

岩波書店が刊行している月刊「思想」が「シュルレアリスムの思想」というタイトルで特集を組んだ。日本におけるシュルレアリスム研究の第一人者である鈴木雅雄、シュルレアリスム運動の中心人物ブルトンの研究者である中田健太郎、そして画期的な入門書といえる零度のシュルレアリスムの著者である齊藤哲也の3人をフィーチャーし、その他にもシュルレアリスム(人文書院)の著者ジャクリーヌ・シェニウー=ジャンドロンら、豪華な執筆陣で送る。シュルレアリスムに関心のある読者ならば、きっとお腹いっぱいになることまちがいなしの1冊だ。
 
よくわからないもの、突飛なものを指してよく使われる「シュールだ」という表現のもとになった、20世紀に端を発する現代美術・文学の潮流であるシュルレアリスム運動。いわゆる絵画から彫刻、写真や映画、文学に至る幅広い領域で、またフランスから南北米、もちろん日本を含む世界的な影響範囲を持つ、一大流行ともなったシュルレアリスムが、「果たして何だったのか」という議論は、その誕生以来半世紀を経てもなお続けられている。本号は、その議論の最新の成果と、最新の問題を切り取って紹介してくれる。
 
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