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本が好き!で先週一番人気のあった書評は?(10/9~10/15)

「本が好き!」の先週の人気書評ランキング(10/9~10/15)
 
今週の第1位は、はにぃさんによる神去なあなあ日常
舟を編むで本屋大賞をとり各所で話題の三浦しをんが、「林業」というあまり知られていないテーマを取り上げた1冊。
林業とは、文字通り林を対象にした仕事。木材を切り出すだけではなく、森林の運営による環境管理など、かなり奥が深い。森林大国でもある日本において、地域共同体の文化とも密接に結びついてきていることもあり、本書でも単にニッチなお仕事を扱っているのではなく、むしろそのライフスタイルが描かれている。
 
 
第2位もはにぃさんの書評。
取り上げたのは珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を
書名が長い。それはさておき、この本は「純喫茶タレーラン」という、京都にある小さな隠れ家的喫茶店が舞台。ちょっとした謎を、美人バリスタが説いていく連作短編集とのこと。探偵役の美人バリスタがオヤジギャグを連発するということなので、個人的にとても気になった。
 
 
今週は第2位がふたつ。もうひとつはWings to flyさんによる、Hot Drinks around the World 世界のホットドリンクの書評。
この本、個人的に大好きな1冊なのでまっさきにコメントしてしまっていますが、書評だけではなくコメントでのやりとりも楽しく、これからの季節にとても参考になると思います。オススメ。
 
 
第4位の、風竜胆さんによる少女も興味深いのですが、第5位のかもめ通信さんが書評した亡命ロシア料理も面白そう。
アメリカに移り住んだ2人の亡命ロシア人がロシア語で書いたというこの本、料理のレシピ本ではなく、料理の写真を並べたものでもないという。なお「読み進めながら食べたくなるのは、自分自身の懐かしい味だ」とのこと。郷愁を喚び起こす内容ということなのでしょうか。興味深いです。
 
 
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本が好き!で先週一番人気のあった書評は?(10/2~10/8)

「本が好き!」の先週の人気書評ランキング(10/1~10/8)
 
今週の第1位ははにぃさん
書評した本は世にも奇妙な人体実験の歴史
タイトルのとおり、医学史上の様々な「奇妙な人体実験」を紹介する本。
はにぃさんはそのなかでももっぱら「自分自身を実験台にして行った人体実験」にフォーカスして紹介。「すごい! でも、怖い! でも、偉い!」と書かれているとおり、恐ろしくも、必死さが伝わってくる書評です。
 
 
第2位はかもめ通信さん
取り上げたのはイタロ・カルヴィーノなぜ古典を読むのか
イタリアを代表する作家のひとりに数えられるカルヴィーノ。彼は元々編集者で、名作全集のようなものの編纂にも携わったことがあるという。そんなカルヴィーノがロビンソン・クルーソーをはじめ、様々な古典を紹介した文章を集めた1冊がこれ。
 
 
第3位は、はにぃさんによる西の魔女が死んだ
当ランキング常連で、数々の強烈な選書が印象的なはにぃさんをして「積ん読の山に埋もれていたこの本を引っ張り出して読んだのだが、なぜもっと早くに読まなかったのだろうか。私にとっては、これから何度も読み返したい大切な一冊になった。」と言わしめる本書。気になります。
 
 
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本が好き!で先週一番人気のあった書評は?(9/23~10/1)

「本が好き!」の先週の人気書評ランキング(9/23~10/1)
 
今週の第1位はかもめ通信さん。書評した本は僕の陽気な朝
チェコの作家による短編集の書評が週間人気ランキングで一位になるってどういう読書コミュニティなんでしょうか、この「本が好き!」は…。チェコがどこにあるかもわからない人が大半のこの国で。ヘタしたら国の名前であることも知らない人も多いかも知れません。
それはさておき、本書は「月曜日から始まって日曜日まで、一人称で語られる7つの短篇」をあつめたもの。「主人公が当局によって発禁作家に指定されている」とか、なかなか刺激的です。
コメント欄も盛り上がっているので、必見。
 
 
第2位ははにぃさん。取り上げたのはかき氷屋 埜庵の12カ月
実は僕、かき氷大好きでして。この夏も往復数千円・数時間かけて長瀞にあるかき氷屋さんに行って、山盛りのかき氷を2杯食べてきました。1時間ほど行列に並んだり。かき氷は素晴らしいですね。そのお店は冬も営業していて、足湯に浸かりながらかき氷を楽しめるらしいので、冬にも行こうと思っています。
はにぃさんが書評したのは、その長瀞のかき氷を食べて衝撃を受け、30代でいわゆる脱サラしてかき氷屋さんを開業した人物の12ヶ月を綴ったもの。書評を読むだけでも、店主の情熱とこだわりが感じられます。これは…かき氷好きとしてはいつか行ってみなければならないですね…
 
 
第3位と第11位は、「学校に行きたくない」という16歳の息子と、彼と向き合う父親が、週に3回「映画を観る」という3年間を綴ったノンフィクション。
本のタイトルは『父と息子のフィルム・クラブ』。書評したのは、かもめ通信さんと、ぱせりさん
それぞれの書評はこちら:
かもめ通信さん→父と息子のフィルム・クラブ
ぱせりさん→父と息子のフィルム・クラブ

 
 
今回も、すべて紹介したくなるような素敵な本と書評がたくさんありました!紹介しきれなくて残念です!
 
 
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ハリポタ作者の最新作、世界同時発売。内容はなんとオトナ向け。

あの「ハリー・ポッター」作者の最新作The Casual Vacancy ザ・カジュアル・ベイカンシーが世界同時発売された。『ハリー・ポッター』シリーズとは打って変わって、大人向けの内容になっている、とのこと。真っ赤な表紙には、書名と著者名のほかに、意味深なチェックマークが記されている。
 
内容は気になるが、僕はまだ読めていない。翻訳の刊行は今年の年末となる予定(講談社から刊行予定)だそうだ。さて、今回のニュースの本題は実はこれから。今回、翻訳の版権を取得した講談社の協賛を得て、この、未訳の『ザ・カジュアル・ベイカンシー』原書を題材に、有志で公開読書会してしまおう、という企画を「本が好き!」で開催することになったのだ。
僕(英語力貧弱)も参加することになってて、第二次募集もあるので、当Bookニュース読者でこれを機会に「英語の小説に挑戦したい!」という猛者は名乗りを上げて欲しい。
特設サイトはこちら
 
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本が好き!で先週一番人気のあった書評は?(9/18~9/24ランキング)

「本が好き!」の先週の人気書評ランキング(9/18~9/24)
 
今週の第1位ははにぃさん。書評した本は65歳。職業AV男優
今回もかなりアグレッシブなセレクションで…
しかし、AV男優をやりながら彼女が4,5人いて、しかも奥さんもいるという著者の体力には驚かされます。
 
 
第2位はかもめ通信さん。取り上げたのは人魚は空に還る
明治を舞台に、美貌の天才絵師と弱小雑誌の編集者の2人の主人公を描く作品とのこと。
 
 
第3位は、ノッポのギタリストさんによる、折原一の初期作品鬼面村の殺人の書評。
「面白い!!/とにかく、面白い!!」と大絶賛。
探偵史上、最も頼りないと思われる黒星警部(三十八歳、独身)と、その頼りなさをサポートする「男性が望んだ理想型のような女性」こと虹子による「ドタバタお色気コメディが笑いを誘う」というのが気になります。
 
 
今週の第4位は同率で2本。
ひとつは、かもめ通信さんによるとりぱん 1 (ワイドKCモーニング)
野鳥観察を中心にしたエッセイマンガ『とりぱん』は、僕も連載誌「モーニング」で毎週楽しみにしていました。
鳥の賑やかでちょっと間抜けな日常のアレコレを賑やかに描写するところと、田舎ののんびりとした風情とが、泰然と同居しているところが、個人的にもとても好きな作品です。
かもめ通信さんも、ご自身の鳥観察日記?を披露。コメント欄の盛り上がりも凄いです。いいですよねえ、鳥観察。
 
 
もう1本は、Kuraraさんによる絲山秋子妻の超然の書評。
「夫婦喧嘩やパートナーとの間で、むしゃくしゃしている女性にもいいかも」とのこと。
書評に書いてある簡単な書評を読んだだけですが、…こわいです!物凄くこわいです。
女性ユーザーが微笑みながら「参考になる」に投票しているところを想像するといっそう恐ろしいです。
 
 
第6位は同率で3本。かもめ通信さんによるルーヴル美術館×フレンチコミック(バンドデシネ)作品レヴォリュ美術館の地下‐ルーヴル美術館BDプロジェクト‐、性格の歪んだ美術評論家を主人公にした作品僕とカミンスキーと、そしてはにぃさんによる学校制服の文化史:日本近代における女子生徒服装の変遷です。
『レヴォリュ美術館の地下』は、フランスを代表する美術館の一つ「ルーヴル美術館」がマンガとコラボするという意欲的な企画の第二弾。「マンガ」は「美術」から蔑まれてきたという歴史があるため、このシリーズでの作者たちの気合いの入りようは並々ならないものがあります。
『僕とカミンスキー』も面白そう。主人公が「イヤなやつ」で、しかも老画家とセットで登場というのがかなり興味深いです。
『学校制服の文化史』は、けっこうカッチリした学術書的な体裁なのですが、はにぃさんの書評は「女学生」「学校側」「教師」というそれぞれの立場からの「ぶっちゃけ」風に思惑を吐露させる形式で書評。さすがの読みやすさです。

 
 
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本が好き!で先週一番人気のあった書評は?(9/11~9/17ランキング)

「本が好き!」の先週の人気書評ランキング(8/28~9/3)
 
今週の第1位ははにぃさん。書評した本は刑務所で死ぬということ
なかなか衝撃的な内容の書評でした…。
刑務所の制度について、考えさせられてしまいますね。
 
 
第2位もはにぃさん。取り上げたのはハーバード白熱日本史教室
『刑務所で死ぬということ』と、あらゆる意味で正反対の衝撃。かたや長期懲役を繰り返し、かたや若くしてハーバードで充実した講義を行ない、人気を集める。…人間って何なのでしょうね。それにしても楽しそうな授業です。
 
 
第3位、第4位はかもめ通信さんルパン、最後の恋 〔ハヤカワ・ミステリ1863〕 (ハヤカワ・ミステリ 1863)と、終わりと始まりです。。
『ルパン、最後の恋』は、出版に至る経緯から紹介。「ルパン初心者にはおすすめできないけれど、ルパン好きなら必読」というのも納得です。気になる!
『終わりと始まり』はノーベル文学賞も受賞しているポーランドの詩人シンボルスカの詩集。原語で読めないのは悔しいですよね、それでも素晴らしい翻訳にであえると感動します。
 
 
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本が好き!で先週一番人気のあった書評は?(9/4~9/10ランキング)

「本が好き!」の先週の人気書評ランキング(9/4~9/10)
 
今週の第1位もかもめ通信さん。最近毎週1位で凄いです。書評した本は怪盗紳士ルパン
「ルパンって、シリーズの第1作目で、いきなり逮捕されてしまうんです」って、ほんとですか?!僕も読んでいるはずなのですが、まったく覚えていませんでした。
 
 
第2位、第3位ははにぃさん女中がいた昭和 (らんぷの本)イラン人は面白すぎる!の書評です。
『女中がいた昭和』、意外に面白そうです。『イラン人は面白すぎる!』も、「イスラムというとどうしても「原理主義者」「過激派」といった悪いイメージ浮かんでしまう。」というたぶん日本では一般的な認識に対して、ユーモアに富んだかたちで修正してくれる良い書評でした。
 
 
第4位は風竜胆さんによるアマテラス―最高神の知られざる秘史
なんとなく知った気になっていた神道神話の主神のひとり「アマテラス」について、あいからわず簡潔な書評で紹介しています。なるほどー。
 
 
 
 
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無限に仮想本棚を作れるサービス「ROOK」開始

無限に仮想本棚を作れるサービスROOKが始まりました。
仮想本棚というか、要は「本のまとめ」といったほうがわかりやすいかも知れません。
 
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本が好き!で先週一番人気のあった書評は?(8/28~9/3ランキング)

「本が好き!」の先週の人気書評ランキング(8/28~9/3)
 
今週の第1位もかもめ通信さん。書評した本はチャペックの本棚―ヨゼフ・チャペックの装丁デザイン
「既に持っている本でさえ、装丁違いや翻訳違いで揃えたくなってしまったりするから、我ながら始末に負えない。」…とてもよくわかります…。
この本では、チェコスロバキアの国民的作家カレル・チャペック(「ロボット」という言葉を生み出したことでも有名)の実兄にあたるヨゼフ・チャペックの仕事を集めて紹介しているとのこと。ナチスの強制収容所で亡くなられたんですね、ヨゼフさん。痛ましい。
 
 
第2位はノッポのギタリストさんによる貴志祐介『天使の囀り
「今までに読んだ作品の中でも、この恐ろしさとおぞましさは随一かもしれない」ということで、とても気になります。
 
 
第3位ははにぃさん旅屋おかえり
「旅をしたくてもできない人の依頼を受けて代わりに旅をする旅代理業」をすることになった元アイドルを主人公にしたお話とのこと。これは羨ましいですねえ……、現在の僕と同い年の設定なので、妬ましくてたまりません(笑)。
 
 
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NYにきらめく乙女の夢!プラダやSex&TCに至る女子映画の系譜

一般に「女子映画」と呼べる映画の一群があるように思います。それらの映画では、愛らしいヒロインが、イケメンたちと恋をし、都市で過ごす華々しい生活が描かれます。少女まんがの映画版のようなものだと言ってもいいでしょう。個人的には、アン・ハサウェイが主演を務めた『プラダを着た悪魔』なんかがそのその代表格です。山崎まどか女子とニューヨークは、この『プラダを着た悪魔』から『SEX AND THE CITY』に至る無数の「女子映画」を、テレビドラマやファッション誌などの周辺事情を交えながら紹介する1冊。
 
本書は、著者の「女子的なもの」に対する深い愛情によって、個々の作品やそれに関係した人々の大量のエピソードの相互関係をを明らかにしていきます。今回の記事では、その一端を少し詳しくご紹介します。
 
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